アメリカ知財まとめ記事

統計で見るTC Heartland事件の影響

特許データ分析を行うLex Machina社が2017年の特許訴訟に関するレポートを発行。その中でも、TC Heartland事件による裁判地の変更の影響が大きく見えた。 2017年の春、最高裁はTC Heartland事件において既存の裁判地のルールに関する解釈を変更(詳しくは関連記事を参照)。この変更により、最も人気があった裁判地E.D. Texasにおける特許訴訟数がTC Heartland

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ITC調査における100日プログラムが適用されるには?

2013年からUSITC(the U.S. International Trade Commission)は、1つの問題を解決することで全ての争いが解決するのであれば、対象調査を100日で行い早期解決を目指すという100日プログラムを導入している。 2018年2月までで、7件の調査が100日プログラムの対象となり、国内産業要件(domestic industry)、輸入(importation)、

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AIは複数のIP資産で守る:AI関連の知財戦略

AI(Artificial Intelligence)に関連する技術革新は早く、知財を含め法律環境が追いついていないので、AIに対する法律的な保護は未だに明確ではない。このような状態で、AIに関する知財を守るためには、特許だけではなく、著作権(Copyright)や企業秘密(Trade secret)を用いた保護を考える必要がある。 特許:特許は、例え被告人が独自の開発をしていても特許侵害は問える

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審査期間の中間値は25ヶ月に短縮。 4年以上のものは全体の10%以下

元記事には2つのグラフがある。1つ目のグラフは2018年1月に権利化された特許の審査期間の分布を表していて、1つの曲線はPCTの出願日から権利化までの期間、もう1つは通常のアメリカ出願の最も早い出願日からまでの期間を表している。   2つ目のグラフは上記と同じデータだが、累積データをグラフにしている。   米国特許庁における審査期間の中間値は25ヶ月に短縮。 審査に4年以上かか

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注目されていたWaymo vs. Uberの企業秘密訴訟が$245 millionで和解

2018年2月9日、Googleを参加に持つAlphabet社の子会社WaymoがUberとの企業秘密訴訟を和解。この訴訟は、Waymoが2017年にUberを相手に起こしたもので、Waymoの元エンジニアAnthony Levandowski氏がUberの自動運転プロジェクトに引き抜かれた際に、数千にも及ぶ機密書類を持ち出したという疑いがかけられていた。   情報によると、和解をするた

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販売契約で特許無効

Court of Appeals for the Federal Circuit(略してCAFC、連邦巡回区控訴裁判所)は、販売契約の提示のみでもOn-Sale Barになりえると判決した。   On-Sale Bar − 米国特許法102条(b)において、米国出願日の1年以上前に販売された発明は新規性を喪失します。これは通常、On-Sale Barと呼ばれ、新規性が失われるので特許が無

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IPRでの発言には要注意

IPR手続きにおける主張は、地裁における特許侵害訴訟において、クレーム解釈を解釈する上で本質的証拠(intrinsic evidence)として扱われてしまう。   地裁におけるクレーム解釈に対して、本質的証拠(intrinsic evidence)はとても重要。クレームを解釈するために証拠が使われるが、外的証拠(extrinsic evidence)が参考程度であるのに比べて、本質的証

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税金法の改正が知的財産権にもたらす影響

アメリカの税金法改正 “Tax Cuts and Jobs Act of 2017” (the “TCJA”)は知的財産権にも大きな影響を与える。特に、法改正後は、自己創造知財の売買による利益・損失がキャピタルゲインとして扱われない。   法改正後は、特許、発明、(特許になっているなっていないに関わらず)モデル・デザイン、秘密の法則やプロセ

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Rule 130 宣誓について知っておきたい3つのこと

米国特許法において、Rule 130 宣誓(Rule 130 declarations)を使うことで、先行例を無効にできる場合がある。そこで、Rule 130 宣誓を使う際、注意する点を3つ紹介する。 Rule 130 宣誓は、AIA後の35 USC § 102(b)に関わる例外を適用するために用いるもの。 知っておきたいポイントその1:Rule 130 の条文の段落は、35 USC § 102(

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