審査官データと個別の判断

前回の関連記事で、総合的な権利化率は変わらないもののRCEのある・なしで権利化率が変わる事例(RCE allowance rate differential)を取り上げましたが、統計的なデータと個別の案件の判断はどのような関係にあるのでしょうか?

データで検証:RCEは権利化に貢献しているのか?

アメリカではRCEを使うことで、最終拒絶通知の後でも、Finalの状態を解消し、審査を継続することができます。そのため、弁護士によっては多用する人もいますが、RCEは本当に権利化に貢献しているのでしょうか?今回はデータから分析してみたいと思います。

過去の販売の非開示が隠蔽とみなされ特許が無効に

Total Rebuild, Inc. v. PHC Fluid Power, LLC, において、地裁は不正行為(inequitable conduct)のため特許を無効にしました。発明者が出願時に特許庁に過去の販売に関する情報を提供していなかったことと、訴訟における不適切な対応から意図的に情報を隠蔽したと結論づけられました。

特許適格性ガイドラインのアップデート

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2019年10月17日に、アメリカ特許庁は22ページにもおよぶ35 USC §101に基づく特許適格性(subject matter eligibility もしくは patent eligibility)に関するガイドラインのアップデートを発行しました。

スタンダードをクレームに記載するときの注意点

政府や市場におけるスタンダードをクレームに記載している特許をよく見かけます。しかし、そのようなスタンダードは時が経つにつれて変わっていく可能性があるので、スタンダードをクレームに記載するときの注意点についてまとめました。

引用データをベースにした特許の質の測り方

「量は質」という考え方ありますが、それは特許に関しては正しくありません。特許の量が特許の質に直接関連するものではないのに、裁判所ではそのような主張が後を絶ちません。そこで、今回はより信頼できる引用データをベースにした特許の質の測り方について説明します。

アメリカ特許とプラクティスの考察(抜粋)

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元記事にはアメリカ特許について様々な点から考察されていて、ポイントごとにまとめられていますが、今回はそのなかでも面白そうなトピックをピックアップしてお届けします。詳細は、元記事にて確認してください。

AFCP 2.0 が2020年まで延長へ

特許庁がAfter Final Consideration Pilot 2.0 (AFCP 2.0)の延長を発表しました。今回の延長でAFCP 2.0が2020年9月30日まで延長されることになりました。

AI関連技術の知財ランドスケープ

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AIを使った商品やサービスが出始めているなぁと思っている方も多いと思いますが、AI関連の特許を見てみると、その数が爆発的に増加していることがわかります。AI関連サービスはまだ始まったばかりかもしれませんが、AI技術に関する多くの特許はすでに出願されています。