Category: 特許出願

Canon
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特許審査履歴解説: AFCPが裏目に?許可可能クレームがあったにも関わらず新規文献でRCE2回やった案件(Canon)

2022年11月8日に発行されたCanonの特許の出願履歴から考察しました。今回は結果的にRCE2回することになってしまいましたが、その前まで見れば、比較的早い段階で許可可能クレームまでこぎつけていました。出願人も許可可能クレームを含むクレームを提示したのですが、AFCPにおける追加調査によって、許可可能クレームが覆り、そこから次々に新しい先行技術文献による拒絶に苦しむことになってしまいました。

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USPTOがAIを使った特許検索をさらに進める

2021年米国特許商標庁(USPTO)は、特許出願の審査時に審査官が使用する人工知能(AI)ベースのプロトタイプ検索システムを開発しました。このAI検索システムは、関連文書の特定を支援し、審査官に追加の検索領域を提案することを目的としています。USPTOは、このプロトタイプで成功を収めたようで、特許審査官向けのPatents End-to-End (PE2E) 先行技術検索スイートにおいて、AIベースの「類似性検索」を開始しました。

Samsung
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特許審査履歴解説: 些細なミスも見逃さず1回のOAで許可可能クレームに甘えずに権利化した案件(SAMSUNG)

2022年9月27日に発行されたSonyの特許(Pat. No: 11,460,998)の出願履歴から考察しました。脅威のRCE3回(合計6回のOA対応を経て)権利化された案件です。一般的な103条の拒絶のみだったのですが、特に前半の拒絶対応には個人的に疑問に思う点が多く、なぜ3回もRCEをやったのにインタビューは1回も行わなかったのかが謎でした。

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米国特許庁長官がデザイン特許代理人資格の可能性と特許庁における多様性を推進

米国特許庁は、意匠特許の代理資格(design patent bar)の創設を含め、同庁に対する実務機会を増やす方法を検討していると、Kathi Vidal 長官が明らかにしました。通常の特許出願代理業務に関する資格(Patent Bar)についても、受験条件の科学技術要件の学位などをより柔軟に検討することも考慮されており、より多くの人が特許庁への出願業務や手続きに関われるようになることが期待されています。

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特許審査履歴解説: 3回のRCEと6回のOA対応で得られた特許の価値は?疑問視されるOA対応もちらほら (Sony)

2022年9月27日に発行されたSonyの特許(Pat. No: 11,460,998)の出願履歴から考察しました。脅威のRCE3回(合計6回のOA対応を経て)権利化された案件です。一般的な103条の拒絶のみだったのですが、特に前半の拒絶対応には個人的に疑問に思う点が多く、なぜ3回もRCEをやったのにインタビューは1回も行わなかったのかが謎でした。

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知的財産権の推進を目的とした新組織が誕生

The Council for Innovation Promotion(イノベーション推進協議会)は、知的財産権を推進するための超党派の連合体として9月22日に発足しました。知財の著名人で構成され、政治的なロビー活動も含めた幅広い知財の啓蒙活動を行っていきます。

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Thaler v. VidalにおけるAI Inventorshipの再検討

米国連邦巡回控訴裁(CAFC)は、今年の8月に、人工知能(AI)ソフトウェアを特許出願の発明者として記載できるかどうかが話題となったThaler v. Vidal, No. 21-2347 (Fed. Cir.) の判決を発表しました。CAFCはAIは発明者にならないと判断しましたが、その理由を考察してみようと思います。

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特許審査履歴解説: 的外れな文献を用いた拒絶でもあえて大規模なクレーム補正で権利化 (IBM)

2022年9月27日に発行されたIBMの特許の出願履歴から考察しました。
審査官が的外れなリファレンスで拒絶したからか、1回目のOAの対応で大規模な補正を行い、クレームされた発明の具体的な用途を明確に示すクレームに変更することで、無事に許可通知を得ることができました。