Category: 訴訟

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FDAに提出した情報と矛盾する特許庁への主張が不公正な行為とみなされる

特許審査の過程で特許権者が矛盾する主張を展開すると最悪の場合、不公正な行為(inequitable conduct)があったとされ、特許権の行使ができなくなる可能性があります。これには特許庁以外でおこなった主張も含まれるので、特許に関連する製品の様々な認証手続きなどを行う際は注意が必要です。

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侵害に対する一般的な警告は、侵害の実際の通知ではない

特許訴訟において、35 U.S.C. § 287 に基づく訴訟を起こす以前に関する賠償金を得るためには実際の通知(actual notice)を被告におこなっている必要があります。この実際の通知の条件を満たすには、一般的な「警告」では不足で、特定の被告製品による侵害の具体的な内容が含まれている必要があります。

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商標権と意匠権が交わるとき:デザインに商標が含まれている場合の注意点

30年近くの間、被告の製品のデザインに商標が含まれていることは、意匠特許(design patent)侵害の分析においてあまり意味を持ちませんでした。しかし、今回紹介するケースにおいて、陪審員が商標の外観や配置が、特許デザインとは「異なる視覚的印象を普通の観察者に与える」可能性があるかどうかなどを検討したことで、その状況が変わりました。

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特許訴訟において関連企業による逸失利益の賠償を得るための注意点

特許侵害訴訟において、ロイヤルティではなく、逸失利益の賠償を求めることがよくあります。しかし、侵害が認定されたとしても、そのような損害賠償を自動でもらえるのではなく、特許権者は逸失利益の損害賠償を受ける権利を証明しなければなりません。このような証明をする際、逸失利益の根拠となる商品を販売している会社が関連企業の場合、注意が必要です。

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アーカイブされたウェブサイトを先行文献として用いる際の注意点

特許を無効にするための先行文献としてウェブサイトの情報を用いることもありますが、場合によっては、そのサイトにすでにアクセスできないということもあります。しかし、そのようなサイトでもWayback Machineを使うことで、アーカイブされた情報を先行文献として用いることができます。しかし、通常の紙ベースの先行文献と異なる点もあるので扱いには注意が必要です。

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先行特許文献が仮出願の内容も含める条件とは?

PRにおいて、IPRの開始を審議するInstitutionの段階における審査会の先行技術文献の取り扱いが問題になりました。特に、先行文献である特許が仮出願で開示された内容を含むものなのかが問題になりました。

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特許訴訟における賠償金はどう決められるのか?

特許侵害の際、訴訟における勝敗も大切ですが、その次に重要になってくるのが賠償金額ではないでしょうか?アメリカの場合、原告の逸失利益を損害賠償額を計算する際の基準としています。状況によっては、他の方法で得られたであろうライセンス料や、侵害者が得た利益が考慮されることもあります。今回は、賠償金がどのように決定されるか、その際に考慮される要因について話します。

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特許を無効化する際のPreambleの問題

Preamble(前文)の文言がクレーム範囲を制限するのか?この問題は訴訟で争われるほど難しい問題ですが、特に方法クレームの場合、方法「そのもの」よりも「何をするのか」が重要になってくるので、Preambleがクレームの範囲を限定すると解釈されやすい。そのため、先行文献が無効化したい特許でクレームされている方法を開示していても、目的が違う場合、自明性を示すのが難しい。