アメリカ知財まとめ記事

特許出願

USPTOがAIを使った特許検索をさらに進める

2021年米国特許商標庁(USPTO)は、特許出願の審査時に審査官が使用する人工知能(AI)ベースのプロトタイプ検索システムを開発しました。このAI検索システムは、関連文書の特定を支援し、審査官に追加の検索領域を提案することを目的としています。USPTOは、このプロトタイプで成功を収めたようで、特許審査官向けのPatents End-to-End (PE2E) 先行技術検索スイートにおいて、AIベースの「類似性検索」を開始しました。

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商標

注意:USPTOが商標のOA対応期限を大幅縮小します(12月3日から)

2022年12月3日より、多くのオフィスアクションに対する出願人の応答時間が6ヶ月から3ヶ月へと半減されます。この変更は2020年の商標近代化法(Trademark Modernization Act of 2020)の規定を実施するものです。しかし、USPTOは、出願人が3ヶ月の期限前に延長を申請することを認める予定です。この延長には125ドルの手数料が必要で、追加で3ヶ月の回答期間が与えられます。

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mistake
商標

商標法改正で可能になった抹消手続きと再審査の申請における5つの大きな間違いと回避方法

米国特許庁(USPTO)は、昨年末に抹消手続きと再審査の新しい申請を受け付け始めて以来、170件以上の抹消および再審査の申請を受理しています。手続きがスムーズに行くように同庁は、請願書の適切な準備と提出方法に関するガイダンスを発行しましたが、それでも申立人が容易に治癒できる「よくある間違い」が多数報告されています。今回はそのよくある間違えとその対策方法について話します。

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訴訟

特許の見なし通知の正しいやり方

今回は、自社の製品に特許が発行された場合に取ることのできる、最も簡単で実用的な手段の一つである「見なし通知」について話します。特に、特許侵害における損害賠償に関わるもので、インターネットを用いたバーチャルマーキングもできるようになったので、いままでよりも手間がだいぶかからなくなりました。

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Samsung
特許出願

特許審査履歴解説: 些細なミスも見逃さず1回のOAで許可可能クレームに甘えずに権利化した案件(SAMSUNG)

2022年9月27日に発行されたSonyの特許(Pat. No: 11,460,998)の出願履歴から考察しました。脅威のRCE3回(合計6回のOA対応を経て)権利化された案件です。一般的な103条の拒絶のみだったのですが、特に前半の拒絶対応には個人的に疑問に思う点が多く、なぜ3回もRCEをやったのにインタビューは1回も行わなかったのかが謎でした。

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Google
訴訟

インターネットを中心とした方法クレームにおける101条適格性の問題の回避

インターネット機能の向上といった抽象的なアイデアの具体的な実装は、特許化可能な概念となる可能性があります。特に、同じ明細書であってもクレームされる発明内容によって特許適格性の判断が変わることがあるため、インターネット関連の特許出願は特にクレームの書き方や既存の問題の定義、具体的な実装とその効果や成果などについては細心の注意を払う必要があります。

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訴訟

リモート社員の所在地が特許の裁判地の決定する要素に

米国連邦巡回控訴裁は、連邦地裁に対し、不適切な裁判地(Venue)に基づく訴訟の却下または移送を指示するよう求めたマンダム令状(writ of mandamus)を求める請願を却下しました。その際、連邦巡回控訴裁は、連邦地区内に居住するリモート従業員を挙げ、裁判地法の規定を満たしているとしました。

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再審査

内在性による新規性否定を示す限界は?開示例の数はどう影響するのか?

米国連邦巡回控訴裁判所は、957の塩のクラスを開示する先行技術は、当業者がクラス内の全ての塩を「一度に想定」することはできないため、クラス内の塩に対するクレームを本質的に予見することはできないとした特許審判部(PTAB)の決定を支持しました。内在性による新規性否定(Inherent Anticipation)に関しては明確な基準は示されていませんが、開示内容が広範囲に及ぶような場合、内在性による新規性否定を示すには発明内容に関する具体的な教えが開示されている必要があると考えることができるでしょう。

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