Using AI to identify candidates to overcome 102 rejections based on specification in US OA: Can we do that?

生成AIを使ったアメリカOA対応:102条の拒絶を解消する候補を明細書から特定することはできるのか?

今回は生成AIを使って102条の拒絶を解消する補正候補を明細書から特定することができるかを検証してみたいと思います。具体的には、生成AIが引用文献で開示されていない技術要素を特許明細書から特定し、その技術要素をどのようにクレーム補正に用いたらいいのかを考えてきます。

最初に結果を話すと、必要最低限の102条対応はできたと思います。より質のいいOA対応案はいろいろとあると思いますが、生成AIを効率的に使うことで1つのOA対応案を作るまでの時間がだいぶ短縮されます。実務で用いる場合は、ここでできた時間的な余裕を使い、担当者がさらに精度が高く、説得力の高いOA対応案を考えるようなアプローチをするといいと思いました。このような生成AIと人間のハイブリッド方式で、今までは時間的な制約で難しかった付加価値の高いOA対応をコストを上げずに提供できる環境づくりができることでしょう。

今回の検証の価値

みなさんもご存知のように、特許の拒絶対応には主に2つの方法があります。

1つ目は、拒絶理由で引用された文献の適用に関して反論することです。引用文献の内容が、出願発明の内容と異なることを指摘し、引用文献だけでは出願発明の新規性や進歩性が否定できないことを主張します。

2つ目は、クレームを補正することです。拒絶理由を解消するために、クレームに新たな要素を追加したり、既存の要素をより詳細に限定したりします。これにより、引用文献との差異を明確にし、新規性や進歩性を確保します。ただし、補正の際は、当初明細書の範囲内で行う必要があります。

102条の拒絶の場合、1つの文献でクレームのすべての要素が開示されていると主張されているので、引用された文献の適用に関して反論することが難しい場合があります。そこで、OA対応においてクレームを補正することになることが多いのですが、どのような要素をどのように追加するべきかという課題はクレームの状態、他のクレームにおける開示と拒絶、明細書内での開示情報、引用文献、そして審査官が引用文献で指摘した同様とされる箇所の開示と審査官の解釈など様々な要素が複雑に関係しています。そのため、OA担当者は、すべての関連する文献を読み込み、それらの情報を十分理解してから、補正案を考える必要があります。

しかし、これは時間がかかる作業でOA担当者の負担も大きいです。そのため、生成AIを活用し、まずは最小の作業時間で、1つOA対応の最低ラインを超えるようなものを作ることができないかと思いました。例えば、通常の半分の時間でOA対応の最低ラインを超えるような応答が作成できれば、時間をそれほど気にすることなく残りの時間を使ってより質の高い反論案や補正案を考えることができます。仮に、そのような反論案や補正案が思いつかなくても、すでにOA対応案があるので安心できます。

現在の肌感覚で言うと、生成AIで質の高いOA対応をすることは難しいですが、それなりのOA対応に関しては比較的簡単に作成できるという印象です。そのため、このようなまずは生成AIで必要最低限のOA対応案を作るという作業が今後のアメリカOA対応では重要になってくるのだと思います。

それでは、早速、今回取り上げた特許を説明し、本格的な生成AIを使ったOA対応の実演を見せたいと思います。

今回対象とした特許

2024年5月14日に付与されたSharkNinja Operating LLC(以下、SharkNinja社)の電気調理器具に関する特許(特許番号: US11985734B2)を選びました。

ラジエーションヒーターとコンベクションヒーターを備えた電気調理器具

この発明は、食品を収容する内部調理チャンバーを含む中空のチャンバーを有するハウジングを備えた調理システムに関するものです。中空内部には、調理チャンバーを加熱するように配置された少なくとも1つのラジエーションヒーティング素子と、同じく調理チャンバーを加熱するように配置された対流ヒーターが設けられています。この調理システムは、対流調理モードで動作可能であり、対流調理モードの間、少なくとも1つのラジエーションヒーティング素子が選択的に励磁されるのが特徴です。

本発明の調理システムでは、ラジエーションヒーターとコンベクションヒーターを戦略的に組み合わせて使用することで、より均一で効率的な調理を実現しています。放射加熱と対流加熱のバランスを最適化し、予期せぬ煙の発生も抑えられるため、ユーザーにとってより使い勝手の良い電気調理器具となっています。

審査履歴は最終拒絶の後の審査官とのインタビューで特許査定へ

この特許の出願から特許査定までの流れは以下の通りです:

  • 出願: 2021年7月26日に新規特許出願が行われ、関連するすべての初期書類が提出されました。
  • 審査プロセス: 出願後、審査官による詳細な検索と評価が行われ、2023年4月に非最終拒絶が通知されました。その後、出願人からの応答と修正が提出されます。
  • 拒絶通知と応答: 非最終拒絶に対して出願人は修正と意見を提出し、最終拒絶が2023年10月に発行された後、さらに修正と意見が提出されました。
  • 審査官との面接: 2023年12月に審査官との面接が実施され、このプロセスを通じて出願人と審査官は意見の不一致を解消しようと試みました。
  • 特許の許可: 2023年12月28日に許可通知(NOA)が発行され、2024年3月に最終的な手続きが完了し、2024年5月に特許が正式に発行されました。

審査履歴の詳細はUSPTOのPatent Centerからアクセスできます。

今回注目したのは2023年4月に出された1回目の拒絶通知(Non-Final Office Action)で、この1回目のOAに対する中間対応を生成AIで作成できるかを検証しています。特に、生成AIを活用して102条の拒絶を解消する候補を明細書から特定することができるかを検証しています。

検証における免責

このシリーズで行っている検証は試験的なもので、実際の実務での精度や実用性を保証するものではありません。また、過去の検証記事で、「生成AIを使う上での注意点」、「AIを使用する上での実務ガイドライン」、「実際の案件におけるその他の注意点」等の情報提供と「想定している担当者のスキルレベル」や生成AIをアメリカOA対応に用いる際の考え方なども話しています。

実際に試しやすいよう実際に使用したプロンプトや生成AIからのアウトプットは開示していますが、実務への生成AIの活用については、慎重に検討し、必要に応じて専門家からのアドバイスなどを得るようにしてください。

プロンプトと生成されたコンテンツの表示方法

この検証記事では、生成AIに指示を送るプロンプトと生成されたコンテンツを公開しています。

プロンプトは、以上のような左にラインが入ったテキストとして表示されています。また、プロンプトの全文が表示されていない場合、全文が書かれているGitHubのページへのリンクが提供されています。

また、生成AIがアウトプットしたコンテンツは、以上のような背景が濃いフォーマットで表示しています。生成されたアウトプットは原則マークダウン形式で出力されます。

このままだと少し読みづらいですが、テキストをコピーし、マークダウン viewerのようなものにコピペすると、より読みやすくなります。

今回使用する生成AI

今回はOpenAIのChatGPT4oを使います。今年の5月にリリースされた現時点で最新のOpenAIのLLMです。GPT4に比べ格段に応答速度が早くなりました。今回は、通常のWeb版を使います。GPT4oは無料でも使えますが、私は有料版のアカウントでGPT4oを使っています。

準備作業

必要なソースの取得

最初に下準備として、今回の検証に必要な情報ソースを入手し、生成AIに適したフォーマットにしていきます。

まずは、拒絶理由通知です。Patent Centerで開示されている審査履歴の一覧から上記のNon-Final RejectionのDOCXをダウンロードしました。それを更に、Pandocのオンラインツールでマークダウン形式にしたものを今回の検証では使っていきます。マークダウン形式の利点やPandocに関する詳しい説明は、この記事を参照してください。

マークダウン形式の拒絶理由通知データはここからアクセスできます。

次にクレームです。オリジナルのクレームはPatent Centerで開示されている審査履歴の一覧から入手しました。XML形式なので、必要に応じてタグ情報を取り除いたクレームを生成AIで作成するようにしています。

XML形式のクレームデータはここからアクセスできます。

また、対象としている特許の明細書の情報や引用文献の明細書データなどは、随時Google Patentsなどの特許データベースからテキストを取得しています。

これらのデータは添付するよりも直接チャット欄に入れた方が精度が高いので(検証記事)、必要の際は原則全てチャットに直接記入しています。

拒絶理由の分析

早速、GPT4oを使って英語の拒絶理由通知を日本語で理解していきます。

あなたは10年以上の経験がある優秀な特許弁護士です。今回、業務としてあるアメリカ特許出願の拒絶対応をすることになりました。 

添付ファイルは今回あなたが担当する特許出願の拒絶理由通知です。その情報を理解した上で、日本語で拒絶理由を解説をしてください。解説する上で、特に、すべての拒絶理由を特定し、その内容を説明してください。

プロンプト全文はこちら

### **拒絶理由通知の解説**
特許出願に対する拒絶理由通知には以下のような拒絶理由が記載されています。

#### **1. AIAステータスについて**
* 現在の出願は2013年3月16日以降に提出されたため、AIA(America Invents Act)の最初の発明者提出規定に基づいて審査されます。

#### **2. 優先権について**
* 出願のステータスが誤って判断されている場合でも、引用された先行技術と拒絶理由を支える理論が同一である限り、拒絶の法的根拠の修正は新たな拒絶理由とは見なされません。

#### **3. クレームの形式的な欠陥(Claim Objections)**
* クレーム16に形式的な不備があります。「are selectively energized clean」を「are selectively energized to clean」に修正する必要があります。

#### **4. 35 U.S.C. § 112に基づくクレーム拒絶**
* クレーム6および13が35 U.S.C. 112(b)または(pre-AIA)第2パラグラフに基づき、不明確であるとして拒絶されています。これらのクレームは発明者が発明と認識している主題を特定していないためです。
* クレーム6および13における「about; approximately」という用語が不明確であり、許容される逸脱の程度が明確に定義されていません。このため、「about; approximately」の削除または定義の明確化が求められています。

#### **5. 35 U.S.C. § 102に基づくクレーム拒絶**
* クレーム1–3, 7–9, 12, 18–22が35 U.S.C. 102(a)(1)および(a)(2)に基づき、Rohrl(US 3,984,578)によって先取されているとされています。具体的な詳細は以下の通りです:
* クレーム1の限界事項については、Rohrlが電気ベーキングオーブンを含む調理システムを教示しているとされています。
* クレーム2, 3, 7, 8, 9, 12, 18, 19, 20, 21および22の限界事項については、Rohrlが調理サイクル内でのコンベクション加熱セグメントおよびパルスセグメントを教示しているとされています。

#### **6. 35 U.S.C. § 103に基づくクレーム拒絶**
* クレーム4が35 U.S.C. 103に基づき、Rohrl(US 3,984,578)およびSwayne(US 2020/0229639)により自明であるとされています。
* クレーム5, 6, 11, 13, 14, 15および16がRohrlおよびSmith(US 2016/0327280)により自明であるとされています。具体的には、パルスセグメント中の放射加熱要素の動作や、加熱要素の位置および操作に関する教示が含まれています。
* クレーム10がRohrlおよびAlvey(US 10,502,430)により自明であるとされています。特に、放射加熱要素上の食品副産物の蓄積を検知するセンサーに関する教示が含まれています。
* クレーム17がRohrlおよびJohncock(US 2016/0331175)により自明であるとされています。ここでは、内部調理室から離れた場所に配置されたコンベクション加熱システムについての教示が含まれています。

これらの拒絶理由を基に、対応策を講じる必要があります。具体的な対応策としては、クレームの修正、追加説明の提出、または面接の申し込みなどが考えられます。必要に応じて、審査官との面接を通じて具体的な修正点や対策を確認することが推奨されます。
お問い合わせや面接の調整については、審査官であるThien S Tranにご連絡ください。また、必要に応じて審査官の監督者であるNathan Wieheにも連絡が可能です。

前回と同じプロンプトでOAの中身を日本語で解説してもらいました。

OAの原本を見てChatGPTの回答をチェックしてみると、Detailed Actionに書かれているサブセクションごとに拒絶理由が記載されているのがわかります。以下のPDF版のOAと比較しても、ちゃんとすべての見出しが含まれており、内容も整合が取れていることがわかります。

このOAの解説から、今回の拒絶理由は、1)クレームの形式的な欠陥(Claim Objections)、2)35 U.S.C. § 112に基づくクレーム拒絶、3)35 U.S.C. § 102に基づくクレーム拒絶と4)6. 35 U.S.C. § 103に基づくクレーム拒絶の4つであることがわかります。

さらに最初の2つの拒絶理由に関しては、形式的な補正で解消できるので、最後に対応することにしても大丈夫そうです。

また、102条の拒絶で引用されている文献(Rohrl)と103条の拒絶で主要文献として引用されている文献(Rohrl)は同じなので、このRohrl(US 3,984,578)が今回のOA対応を行う上で一番重要な文献であることがわかります。

オリジナルクレームの階層と従属性の理解

次に、クレームの従属性を理解して、102条と103条の拒絶の対象になっているクレームを把握したいと思います。もし103条の拒絶が従属クレームのみなら、102条を解消すれば自動的にその従属性から103条が解消されるので、この時点で調べます。

以下はxmlフォーマットされた特許クレームです。すべてのクレームを対象とし、クレーム番号を用いて、クレームの従属性を階層的に示してください

プロンプト全文はこちら

1. A cooking system positionable on a support surface, the cooking system comprising: a housing having a hollow chamber including an internal cooking chamber for receiving a food item; at least one radiative heating element arranged within said hollow interior and operable to heat said cooking chamber; and a convection heater disposed within said hollow chamber and operable to heat said cooking chamber; wherein the cooking system is operable in a convection cooking mode, and during said convection cooking mode said at least one radiative heating element is selectively energized.

    2. The cooking system of claim 1, wherein a cooking cycle of said convection cooking mode includes at least one convection cooking segment during which said convection heater is energized, and at least one pulsing segment during which said at least one radiative heating element is energized.

        3. The cooking system of claim 2, wherein said convection heater includes a convective heating element, and during said at least one pulsing segment, said convective heating element is de-energized.

        4. The cooking system of claim 2, wherein said convection heating system further includes an air movement device and a convective heating element for heating an air flow moved by said air movement device, and during said at least one pulsing segment said air movement device is energized, while said convective heating element is de-energized.

        5. The cooking system of claim 2, wherein during said at least one pulsing segment, a power provided to said at least one radiative heating element is less than a full power associated with operation of said at least one radiative heating element.

            6. The cooking system of claim 5, wherein during said at least one pulsing segment, said at least one radiative heating element is operated at about 50% of said full power.

        7. The cooking system of claim 2, wherein a time of said at least one pulsing segment is shorter than a time of said at least one convection cooking segment.

        8. The cooking system of claim 2, wherein said at least one pulsing segment occurs at a predetermined interval within said cooking cycle.

        9. The cooking system of claim 2, wherein said at least one pulsing segment is initiated in response to a detection of a sensed condition.

            10. The cooking system of claim 9, wherein said sensed condition includes accumulation of a food byproduct on said at least one radiative heating element.

        11. The cooking system of claim 2, wherein a power delivered to said at least one radiative heating element during a pulsing segment is less than a power delivered to said convection heater during said convection cooking segment.

        12. The cooking system of claim 2, wherein a time of said pulsing segment is less than a time of said convection cooking segment.

            13. The cooking system of claim 12, wherein said convection cooking segment is approximately three times as long as a pulsing segment.

    14. The cooking system of claim 1, wherein said at least one radiative heating element includes a first radiative heating element arranged adjacent a ceiling of said cooking chamber and a second radiative heating element arranged adjacent a floor of said cooking chamber.

        15. The cooking system of claim 14, wherein during said convection cooking mode, said second radiative heating element is selectively energized to clean said second radiative heating element.

        16. The cooking system of claim 14, wherein during said convection cooking mode, both said first radiative heating element and said second radiative heating element are selectively energized clean said second radiative heating element.

    17. The cooking system of claim 1, wherein said convection heating system is located remotely from said internal cooking chamber.

        21. The cooking system of claim 17, wherein in the radiative cooking mode, only the at least one radiative heating element is energized.

    18. The cooking system of claim 1, wherein said hollow interior includes a convective chamber in fluid communication with said cooking chamber, said convection heating being arranged within said convective chamber.

        19. The cooking system of claim 18, further comprising a fan shroud mounted within said hollow interior, wherein said fan shroud forms a partition that separates said cooking chamber and said convective chamber.

    20. The cooking system of claim 1, wherein the cooking system is operable in a radiative cooking mode.

    22. The cooking system of claim 1, wherein the cooking system has a maximum power of 1800W.

今回のプロンプトでは、クレームの本文が丸ごと生成されました。字下げで多少は従属性が認識できるようになっていますが、文字量が多いので、クレーム文なしで階層だけを表示させます。

以下は特許クレームです。クレーム番号だけを用いて、クレームの従属性を階層的に示してください。

プロンプト全文はこちら

以下に、クレームの従属性を階層的に示します。

1
├─ 2
│  ├─ 3
│  ├─ 4
│  ├─ 5
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│  ├─ 7
│  ├─ 8
│  ├─ 9
│  │  └─ 10
│  ├─ 11
│  └─ 12
│     └─ 13
├─ 14
│  ├─ 15
│  └─ 16
├─ 17
├─ 18
│  └─ 19
├─ 20
├─ 21
└─ 22

これでかなりスッキリしました。この従属性を見ると、クレーム1だけが独立クレームで、あとのクレームはすべて従属クレームになってます。アメリカの場合、独立クレーム3つ合計20クレームまで通常の出願料金に含まれるので、このようなクレームの従属は少しめずらしいです。念の為クレーム本文をPDFで確認したところ、ちゃんと構造があっていることが確認できました。

このように実務上すこし違和感を感じたら必ずオリジナルのソースに戻り、生成AIが正しく機能していることを確認することが大切です。

次に、どのクレームが102条・103条それぞれで拒絶されているのかを把握しようと思ったのですが、今回はクレーム1しか独立クレームがないことが確認できたので、分類は行いませんでした。

上記のOAの分析と今回のクレームの階層分析を合わせると、クレーム1は102条の拒絶対象で、103条の拒絶対象でなく、他のクレームはすべてクレーム1に従属しているため、今回のOAにおける最重要課題は、クレーム1に対する102条の解消であることがわかりました

ここまでの作業は準備も含めほんの10分程度で可能です。このように生成AIを使うことで、短時間で比較的簡単にOAの最重要課題を特定することができます。

OAに書かれている102条の拒絶を理解する

上記の作業で、今回のOAにおける重要課題は102条の解消であることがわかりました。特に、クレーム1に対する102条の解消をすることが最重要タスクになるので、まずは、拒絶理由に書かれているクレーム1に対する拒絶理由を理解していきたいと思います。

このようにOAにはクレーム1に対する102条の拒絶がまとめて示されています。この英語をそのまま読んでもいいのですが、クレーム1と引用文献を比較しているだけなので、生成AIに表にしてもらいましょう。

以下は特許のクレーム1と対応する拒絶理由の抜粋です。この拒絶理由通知に記載されているクレーム1について、表を作成してください。表の構成は以下の通りです、1)クレーム1の要素(英語)、2)対応する引用文献であるRohrlの参照部分(英語)、3)日本語による解説

プロンプト全文はこちら

以下の表は、クレーム1の要素、対応する引用文献であるRohrlの参照部分、および日本語による解説をまとめたものです。
クレーム1の要素対応するRohrlの参照部分日本語による解説
A cooking system positionable on a support surfaceFig 1, electric baking oven, Col 3, Lines 34–65調理システムは支持面(床またはカウンタートップ)に設置可能
the cooking system comprising: a housing having a hollow chamber including an internal cooking chamber for receiving a food itemmuffle 11, Col 3; cooking space 10, Col 3調理システムは、食品を収容する内部調理室を含む中空室を有するハウジングを含む
at least one radiative heating element arranged within said hollow interior and operable to heat said cooking chambergrill heater 16, Col 3中空室内に配置され、調理室を加熱するために操作可能な少なくとも1つの放射加熱要素
and a convection heater disposed within said hollow chamber and operable to heat said cooking chamberannular electric air heater 27, Col 3中空室内に配置され、調理室を加熱するために操作可能な対流加熱装置
wherein the cooking system is operable in a convection cooking modeCol 3, Lines 26–31調理システムは対流調理モードで操作可能
and during said convection cooking mode said at least one radiative heating element is selectively energizedCol 3, Lines 25–30; Col 4, Lines 28–30; Col 5, Lines 1–11対流調理モードの間、少なくとも1つの放射加熱要素が選択的にエネルギー供給される
この表は、クレーム1の各要素がRohrlのどの部分で記載されているかを示し、それに対する日本語の解説を提供しています。

このように表にしてもらえるとわかりやすいですね。日本語も併記されているので、英語を読まなくても発明内容が理解できます。

ここで念の為、すべてのクレーム要素に対してRohrlの引用がついているのかをチェックしたいと思います。

クレーム1の要素でRohrlにおいて開示されていない部分はありますか?

クレーム1の要素と対応するRohrlの開示部分について詳細に検討すると、すべての要素がRohrlにおいて開示されていることが示されています。ただし、詳細な内容の確認が必要な場合は、クレームの要素を再度精査し、以下の通り確認します。

1. **A cooking system positionable on a support surface**
    * **Rohrlの参照部分**: Fig 1, electric baking oven, Col 3, Lines 34-65
    * **日本語による解説**: 調理システムは支持面(床またはカウンタートップ)に設置可能
    * **確認**: 開示されている
2. **The cooking system comprising: a housing having a hollow chamber including an internal cooking chamber for receiving a food item**
    * **Rohrlの参照部分**: muffle 11, Col 3; cooking space 10, Col 3
    * **日本語による解説**: 調理システムは、食品を収容する内部調理室を含む中空室を有するハウジングを含む
    * **確認**: 開示されている
3. **At least one radiative heating element arranged within said hollow interior and operable to heat said cooking chamber**
    * **Rohrlの参照部分**: grill heater 16, Col 3
    * **日本語による解説**: 中空室内に配置され、調理室を加熱するために操作可能な少なくとも1つの放射加熱要素
    * **確認**: 開示されている
4. **And a convection heater disposed within said hollow chamber and operable to heat said cooking chamber**
    * **Rohrlの参照部分**: annular electric air heater 27, Col 3
    * **日本語による解説**: 中空室内に配置され、調理室を加熱するために操作可能な対流加熱装置
    * **確認**: 開示されている
5. **Wherein the cooking system is operable in a convection cooking mode**
    * **Rohrlの参照部分**: Col 3, Lines 26-31
    * **日本語による解説**: 調理システムは対流調理モードで操作可能
    * **確認**: 開示されている
6. **And during said convection cooking mode said at least one radiative heating element is selectively energized**
    * **Rohrlの参照部分**: Col 3, Lines 25-30; Col 4, Lines 28-30; Col 5, Lines 1-11
    * **日本語による解説**: 対流調理モードの間、少なくとも1つの放射加熱要素が選択的にエネルギー供給される
    * **確認**: 開示されている

これらの確認から、クレーム1のすべての要素はRohrlにおいて開示されていることが分かります。従って、クレーム1の要素でRohrlにおいて開示されていない部分はないと結論付けられます。

確認したところ、詳しい解説付きで「クレーム1の要素でRohrlにおいて開示されていない部分はない」と教えてくれました。

次に、Rohrlの参照部分を実際に見ながら、クレームや明細書における開示と比較し、異なる部分や補正で追加すべき要素を考慮するのもいいのですが、今回は、生成AIが102条の拒絶を解消する候補を明細書から特定できるかを検証しようと思います。

【検証】生成AIが102条の拒絶を解消する補正候補を明細書から特定できるか

必要最低限のOA対応を短時間で作成するために、生成AIを使って引用文献で開示されていない独自の技術要素を特定し、効果的にクレームを補正することはできないかを検証します。具体的には、1)特許出願書類に開示されているが、引用文献には記載されていない技術的な要素を5つ特定し、2)候補をそれぞれ検証し、3)そこから選んだ候補を基にクレームを補正する具体的な補正案を考えます。クレームの補正は手作業で行いますが、これらの情報を総合的にまとめ、最後は、補正に対するサポートに関する文章と先行文献との差別化の主張まで生成AIを用いて作ろうと思います。

引用文献に示されていない5つの要素を特定してもらう

まず、特許出願の明細書内で開示されていて、引用されている文献では開示されていない技術的な要素を5つ特定してもらいます。

Pending Applicationで開示されていて、Cited prior art に開示されていない技術的な要素を5つ提案してください。その際に、Pending Applicationにおける引用部分も併記してください。

プロンプト全文はこちら

以下に、Pending Applicationで開示されているが、Cited prior artには開示されていない技術的な要素を5つ提案します。それぞれの要素について、Pending Applicationからの引用部分も併記しています。

### **1. 脂肪や食べ物の副産物の蓄積を検知するセンサー**
* **引用部分**: “[0069] In other embodiments, the pulsing of the first and/or second heating elements 50, 52 may occur in response to a detection of a condition, such as within the cooking chamber 42. As previously described, a sensor S may be operable to monitor one or more parameters within the cooking chamber 42. In an embodiment, the sensor S is operable to monitor the accumulation of food byproduct on a first heating element 50 or second heating element 52.”
* **解説**: 調理室内での脂肪や食べ物の副産物の蓄積を検知するセンサーの使用。

### **2. パルスモード中の加熱要素の間欠動作**
* **引用部分**: “[0071] An example of a method 100 of operation of the cooking system 20 in a second cooking mode is illustrated in FIG. 9. As shown in block 102, the cooking chamber 42 is preheated. In an embodiment, this preheating is performed by operating the third heating element at 100% power and driving the air movement device at 100% fan speed for a predetermined period of time, also referred to herein as a preheat interval. Upon completion of the preheat interval, the cooking cycle is initiated. This initiation may occur in response to an input provided by the user to indicate that food has been installed into the internal cooking chamber, or in response to detection that the door 40 of the housing 24 has been opened and closed. To initiate the cooking cycle, as shown in block 104 a desired power is supplied to the convective heating element 56 and the air movement device 58 of the convection heater 54 for a predetermined period of time, also referred to herein as a convection cooking segment. In an embodiment, the power supplied to the convective heating element 56 and the air movement device 58 during a convection cooking segment is reduced compared to the power supplied during the preheat interval. Upon completion of the convection cooking segment, a pulse segment, where the first and/or second heating elements 50, 52 are energized and the convective heating element 56 is de-energized is performed, as shown in block 106.”
* **解説**: パルスモード中に放射加熱要素が間欠的に動作し、対流加熱要素が非動作となる操作方法。

### **3. 加熱要素のクリーンモード**
* **引用部分**: “[0074] Periodic operation or pulsing of the first and/or second heating elements 50, 52 during a second cooking mode cleans the first and/or second heating elements 50, 52 by burning off any food byproducts accumulated therein. As a result, post cook cycle smoke generation can be minimized or even eliminated and the smoke generation that occurs during a cooking cycle is relative imperceptible to the user. In addition, by appropriately timing the periodic removal of the food byproduct, the resulting temperature changes within the cooking chamber 42 are reduced, such that the pulsing has minimal impact on the performance of the cooking system 20 in a second cooking mode.”
* **解説**: 定期的なパルス動作により加熱要素をクリーンにし、食べ物の副産物を焼き払う機能。

### **4. ファンシュラウドによる均一な空気分配**
* **引用部分**: “[0057] In use, the convection heater 54 moves air through the housing chamber 26 (from the convecting chamber 66 to the cooking chamber 42 and back) as shown in FIG. 7. Rotation of the air movement device 58 draws air axially, via the through hole 74 formed in the fan shroud 64, to the inlet 60 and expels the air radially outwardly, causing the air to flow over the convective heating element 56. As the air moves across the convective heating element 56, the air is heated. The air is then output from the convecting chamber 66 via the openings 78 formed at the sides 72 of the fan shroud 64. Because the openings 78 extend generally over the full height of the fan shroud 64, and therefore generally between the floor and ceiling of the housing 24, a uniform, curtain like-flow of heated air flow is output from the convecting chamber 66.”
* **解説**: ファンシュラウドを使用して、調理室内に均一に空気を分配する機能。

### **5. 独立制御可能な複数の加熱要素**
* **引用部分**: “[0062] In an embodiment, when the control panel 80 is deactivated, none of the heating elements 50, 52 or the convection heater 54 is energized. In an exemplary embodiment, the at least one input 84 is operable to select and/or initiate one or more modes of operation of the cooking system 20. Examples of modes of operation of the cooking system 20 include, but are not limited to, toast, bake, broil, grill, warm, reheat, and air fry. Independent control of the heating elements 50, 52 and the convection heater 54 allows a user to configure a cooking/heating cycle based on the type of food item positioned within the cooking chamber 42.”
* **解説**: 複数の加熱要素を独立して制御し、調理サイクルを設定する機能。

ちゃんと5つ提案してくれました。解説はあまり役に立ちませんが、特許明細書の引用部分も記載されているので、その部分を日本語訳にしたり、さらにAIに説明してもらうことで、それぞれの特徴を日本語で理解できます。

クレームですでに開示されていないかチェック

これらの提案はいいのですが、リストされた5つの特徴がすでに特許の従属クレームの要素として含まれている可能性もあるので、これらの特徴を詳しく見ていく前に、その検証を行います。

Suggested features to addに書かれている5つの提案と同じ、または、類似しているクレームは Pending claimsの中にありますか?ある場合は、その提案とクレームを併記して示してください

プロンプト全文はこちら

以下に、Suggested features to addの提案とPending claimsのクレームを併記して示します。

### **1. 脂肪や食べ物の副産物の蓄積を検知するセンサー**
* **提案**: 調理室内での脂肪や食べ物の副産物の蓄積を検知するセンサーの使用
* **引用部分**: “[0069] In other embodiments, the pulsing of the first and/or second heating elements 50, 52 may occur in response to a detection of a condition, such as within the cooking chamber 42. As previously described, a sensor S may be operable to monitor one or more parameters within the cooking chamber 42. In an embodiment, the sensor S is operable to monitor the accumulation of food byproduct on a first heating element 50 or second heating element 52.”
* **対応するクレーム**:
    * **クレーム9**: The cooking system of claim 2, wherein said at least one pulsing segment is initiated in response to a detection of a sensed condition.
    * **クレーム10**: The cooking system of claim 9, wherein said sensed condition includes accumulation of a food byproduct on said at least one radiative heating element.

### **2. パルスモード中の加熱要素の間欠動作**
* **提案**: パルスモード中に放射加熱要素が間欠的に動作し、対流加熱要素が非動作となる操作方法
* **引用部分**: “[0071] An example of a method 100 of operation of the cooking system 20 in a second cooking mode is illustrated in FIG. 9. As shown in block 102, the cooking chamber 42 is preheated. In an embodiment, this preheating is performed by operating the third heating element at 100% power and driving the air movement device at 100% fan speed for a predetermined period of time, also referred to herein as a preheat interval. Upon completion of the preheat interval, the cooking cycle is initiated. This initiation may occur in response to an input provided by the user to indicate that food has been installed into the internal cooking chamber, or in response to detection that the door 40 of the housing 24 has been opened and closed. To initiate the cooking cycle, as shown in block 104 a desired power is supplied to the convective heating element 56 and the air movement device 58 of the convection heater 54 for a predetermined period of time, also referred to herein as a convection cooking segment. In an embodiment, the power supplied to the convective heating element 56 and the air movement device 58 during a convection cooking segment is reduced compared to the power supplied during the preheat interval. Upon completion of the convection cooking segment, a pulse segment, where the first and/or second heating elements 50, 52 are energized and the convective heating element 56 is de-energized is performed, as shown in block 106.”
* **対応するクレーム**:
    * **クレーム3**: The cooking system of claim 2, wherein said convection heater includes a convective heating element, and during said at least one pulsing segment, said convective heating element is de-energized.
    * **クレーム4**: The cooking system of claim 2, wherein said convection heating system further includes an air movement device and a convective heating element for heating an air flow moved by said air movement device, and during said at least one pulsing segment said air movement device is energized, while said convective heating element is de-energized.

### **3. 加熱要素のクリーンモード**
* **提案**: 定期的なパルス動作により加熱要素をクリーンにし、食べ物の副産物を焼き払う機能
* **引用部分**: “[0074] Periodic operation or pulsing of the first and/or second heating elements 50, 52 during a second cooking mode cleans the first and/or second heating elements 50, 52 by burning off any food byproducts accumulated therein. As a result, post cook cycle smoke generation can be minimized or even eliminated and the smoke generation that occurs during a cooking cycle is relative imperceptible to the user. In addition, by appropriately timing the periodic removal of the food byproduct, the resulting temperature changes within the cooking chamber 42 are reduced, such that the pulsing has minimal impact on the performance of the cooking system 20 in a second cooking mode.”
* **対応するクレーム**:
    * **クレーム15**: The cooking system of claim 14, wherein during said convection cooking mode, said second radiative heating element is selectively energized to clean said second radiative heating element.
    * **クレーム16**: The cooking system of claim 14, wherein during said convection cooking mode, both said first radiative heating element and said second radiative heating element are selectively energized clean said second radiative heating element.

### **4. ファンシュラウドによる均一な空気分配**
* **提案**: ファンシュラウドを使用して、調理室内に均一に空気を分配する機能
* **引用部分**: “[0057] In use, the convection heater 54 moves air through the housing chamber 26 (from the convecting chamber 66 to the cooking chamber 42 and back) as shown in FIG. 7. Rotation of the air movement device 58 draws air axially, via the through hole 74 formed in the fan shroud 64, to the inlet 60 and expels the air radially outwardly, causing the air to flow over the convective heating element 56. As the air moves across the convective heating element 56, the air is heated. The air is then output from the convecting chamber 66 via the openings 78 formed at the sides 72 of the fan shroud 64. Because the openings 78 extend generally over the full height of the fan shroud 64, and therefore generally between the floor and ceiling of the housing 24, a uniform, curtain like-flow of heated air flow is output from the convecting chamber 66.”
* **対応するクレーム**:
    * **クレーム19**: The cooking system of claim 18, further comprising a fan shroud mounted within said hollow interior, wherein said fan shroud forms a partition that separates said cooking chamber and said convective chamber.

### **5. 独立制御可能な複数の加熱要素**
* **提案**: 複数の加熱要素を独立して制御し、調理サイクルを設定する機能
* **引用部分**: “[0062] In an embodiment, when the control panel 80 is deactivated, none of the heating elements 50, 52 or the convection heater 54 is energized. In an exemplary embodiment, the at least one input 84 is operable to select and/or initiate one or more modes of operation of the cooking system 20. Examples of modes of operation of the cooking system 20 include, but are not limited to, toast, bake, broil, grill, warm, reheat, and air fry. Independent control of the heating elements 50, 52 and the convection heater 54 allows a user to configure a cooking/heating cycle based on the type of food item positioned within the cooking chamber 42.”
* **対応するクレーム**:
    * **クレーム2**: The cooking system of claim 1, wherein a cooking cycle of said convection cooking mode includes at least one convection cooking segment during which said convection heater is energized, and at least one pulsing segment during which said at least one radiative heating element is energized.
    * **クレーム14**: The cooking system of claim 1, wherein said at least one radiative heating element includes a first radiative heating element arranged adjacent a ceiling of said cooking chamber and a second radiative heating element arranged adjacent a floor of said cooking chamber.
    * **クレーム17**: The cooking system of claim 1, wherein said convection heating system is located remotely from said internal cooking chamber.
    * **クレーム21**: The cooking system of claim 17, wherein in the radiative cooking mode, only the at least one radiative heating element is energized.

案の定、提案された5つの技術要素はすべてなんらかの形でクレームに開示されていることがわかりました。現状ではすべてのクレームが102条か103条で拒絶されているため、単純にこれらの技術的特徴から1つを選び、クレーム1に入れるという方法は好ましくないことがわかります。

補正候補の選び方

今回GPT4oに提案してもらった主要引用文献であるRohrlには開示されていないが、特許明細書内に開示されている5つの技術要素はすべてなんらかの形で既存のクレームに反映されていることがわかりました。

しかし、クレームを補正する場合、拒絶理由を解消するために、クレームに新たな要素を追加したり、既存の要素をより詳細に限定したりできます。これにより、引用文献との差異を明確なれば、新規性や進歩性があると主張できるので、すでに提案された5つの技術要素から一番手間のかからない技術要素を特定し、その要素に関してより詳細な限定を加える方向でアプローチしていきたいと思います。

このようなアプローチをする上で改めて、5つの要素に対応しているというクレームを見てみましょう。例えば、対応しているクレームがすべて102条の拒絶に収まっているのであれば、拒絶対応の際にRohrlに対する差別化だけで済み、103条の組み合わせの議論やサブの文献に関する差別化を行う必要はありません。(これらの主張をすることも有益ですが、ここでは最小限のOA対応をテーマにしているので、あえて追加で必須作業を増やすことは避けています。)

1 102条
├─ 2 102条
│  ├─ 3 102条
│  ├─ 4 103条
│  ├─ 5 103条
│  │  └─ 6 103条
│  ├─ 7 102条
│  ├─ 8 102条
│  ├─ 9 102条
│  │  └─ 10 103条
│  ├─ 11 103条
│  └─ 12 102条
│     └─ 13 103条
├─ 14 103条
│  ├─ 15 103条
│  └─ 16 103条
├─ 17 103条
├─ 18 102条
│  └─ 19 102条
├─ 20 102条
├─ 21 102条
└─ 22 102条

このクレーム従属と拒絶のリストと各技術要素の対応クレームを比較すると、「4. ファンシュラウドによる均一な空気分配」だけが、クレーム19に対応しており、このクレームは102条でのみ拒絶されていることがわかります。

念の為、オリジナルクレーム全文を対象に「fan shroud」というキーワードで検索したところ、クレーム19しかヒットしませんでした。

つまり、ファンシュラウドの要素をより限定すれば、引用文献であるRohrlとの十分な差別化が図れる可能性があります

引用文献との差別化要素を探る

どの技術的要素に注目して補正を加えるかを決めたところで、具体的にファンシュラウドに関する開示と引用文献との比較を行って、さらなる限定要素を考えていきたいと思います。OAの記述からfan shroudと同等とされる引用文献の要素はbaffle plateなので、以下の違いについて理解を深めていきます。

Pending application における “fan shroud” と Cited prior art における “baffle plate”の違いを詳しく説明してください。また、説明には必ず両方の文献の引用を併記してください。

プロンプト全文はこちら

以下に、Pending Applicationにおける「fan shroud」とCited prior artにおける「baffle plate」の違いを詳しく説明し、引用部分を併記します。


### **Pending Application: Fan Shroud**
#### **機能と設計**
* **機能**: Fan shroudは、調理室内の空気の流れを均一に分配するために設計されています。具体的には、対流加熱システムから出る空気を調理室全体に均等に分配する役割を果たします。また、対流チャンバーと調理チャンバーを分けるパーティションの役割も果たします。
* **設計**:
* **引用部分**: “The fan shroud 64 generally defines a convecting chamber 66 within the interior of the housing chamber 26 of the housing 24, separate from the cooking chamber 42, and within which the convection heater 54 is located” (Pending Application, [0049]).
* **引用部分**: “The first wall 68 of the fan shroud 64 forms a partition that separates the chamber 26 of the housing 24 into a cooking chamber 42 and the convecting chamber 66” (Pending Application, [0051]).
* **引用部分**: “The openings or vents 78 that extend generally between the floor and the ceiling of the interior of the housing 24 generate a more even distribution of airflow between the top and bottom and left and right of the cooking chamber 42” (Pending Application, [0059]).

### **Cited Prior Art: Baffle Plate**
#### **機能と設計**
* **機能**: Baffle plateは、調理室内の空気を循環させる際に、加熱された空気を均一に分散させる役割を果たします。特に、ファンによって加熱された空気を調理室全体に行き渡らせることを目的としています。
* **設計**:
* **引用部分**: “Air heater 27 and fan wheel 21 are shielded by a baffle plate 22 disposed parallel to rear wall 15 and coupled thereto by means of bolts 23. The baffle plate is smaller than the interior of the cooking space 10 so that a narrow gap is provided about its periphery through which heated air is blown into cooking space 10 by fan wheel 21” (Cited Prior Art, [0019]).

### **違いの詳細**
1. **設計および構造**:
    * **Fan Shroud**: ファンシュラウドは、調理室内で均一な空気の流れを生成するために設計されており、対流加熱システムを囲むコンパートメントとして機能します。また、調理チャンバーと対流チャンバーを物理的に分離するパーティションとしても機能します。
    * **引用部分**: “The fan shroud 64 generally defines a convecting chamber 66 within the interior of the housing chamber 26 of the housing 24, separate from the cooking chamber 42” (Pending Application, [0049]).
    * **Baffle Plate**: バッフルプレートは、主に加熱された空気を調理室全体に分配するために設計されており、ファンとヒーターのユニットを囲む形で設置されています。
    * **引用部分**: “The baffle plate is smaller than the interior of the cooking space 10 so that a narrow gap is provided about its periphery through which heated air is blown into cooking space 10 by fan wheel 21” (Cited Prior Art, [0019]).
2. **空気分配の方法**:
    * **Fan Shroud**: 空気の流れをより制御し、調理室全体に均等に分配するために、側面に開口部やベントを設けており、これによって上から下まで均一なエアフローを実現しています。
    * **引用部分**: “The openings or vents 78 that extend generally between the floor and the ceiling of the interior of the housing 24 generate a more even distribution of airflow” (Pending Application, [0059]).
    * **Baffle Plate**: バッフルプレートは、ファンから出る空気を調理室内に均等に分散させるための隙間を設けています。この隙間を通して空気が吹き出され、調理室全体に行き渡ります。
    * **引用部分**: “A narrow gap is provided about its periphery through which heated air is blown into cooking space 10 by fan wheel 21” (Cited Prior Art, [0019]).
3. **役割と目的**:
    * **Fan Shroud**: 主に対流加熱システムの一部として、空気の循環と均等な分配を促進し、調理の均一性を高めることを目的としています。また、空気のショートサーキット(短絡)を防ぐ役割も果たします。
    * **引用部分**: “This reduces the likelihood of ‘short circuiting’ where air provided at the outlet 62 of the air movement device 58 is quickly sucked back into the inlet 60 instead of circulating through the cooking chamber 42” (Pending Application, [0056]).
    * **Baffle Plate**: 主に空気の分配と調理室内の均一な加熱を目指しており、温度変動を抑えながら調理の質を向上させることを目的としています。
    * **引用部分**: “The baffle plate is smaller than the interior of the cooking space 10 so that a narrow gap is provided about its periphery through which heated air is blown into cooking space 10” (Cited Prior Art, [0019]).

これらの設計の違いは、調理性能やメンテナンスのしやすさに影響を与える可能性があります。Fan shroudは、より複雑な構造と多様な機能を持つため、空気の流れの制御や均等な熱分配に優れています。一方、baffle plateはシンプルな設計であり、基本的な空気分配機能に焦点を当てています。

「fan shroud」と「baffle plate」どちらも調理するための熱をコントロールするために空気の循環と均等な分配を主な目的として機能しています。しかし、「Fan shroudは、より複雑な構造と多様な機能を持つため、空気の流れの制御や均等な熱分配に優れている」ということなので、どのような構造的な違いがあるかを少し詳しく見ていきましょう。特に、空気分配の方法に少し違いがあるようなので、その部分についての分析をしてもらいます。

Fan Shroudにおける空気の流れをより制御し、調理室全体に均等に分配するための、側面に開口部やベントと、Baffle Plateにおけるファンから出る空気を調理室内に均等に分散させるための隙間にはどのような機能的な違いがありますか?引用部分も併記して理由を説明してください。

Fan shroudにおける側面の開口部やベントと、Baffle plateにおけるファンから出る空気を調理室内に均等に分散させるための隙間には、以下のような機能的な違いがあります。


### **Fan Shroudの機能的な違い**
1. **空気分配の均等性と圧力の管理**:
    1. **引用部分**: “The openings or vents 78 that extend generally between the floor and the ceiling of the interior of the housing 24 generate a more even distribution of airflow between the top and bottom and left and right of the cooking chamber 42” (Pending Application, [0059]).
    2. **引用部分**: “The width of the openings 78 of the fan shroud 64 are optimized to raise the pressure within the convecting chamber 66 without negatively impacting the overall air flow rate” (Pending Application, [0056]).

Fan shroudの側面の開口部やベントは、調理室内の空気を均等に分配するために設計されており、これにより上下左右に均一なエアフローを生成します。また、開口部の幅を最適化することで、対流チャンバー内の圧力を上げつつ、全体のエアフローに悪影響を与えないようにしています。これにより、ホットスポット(特定の場所が異常に熱くなること)の発生を防ぎ、全体的な調理の均一性が向上します。

2. **ショートサーキットの防止**:
    1. **引用部分**: “This reduces the likelihood of ‘short circuiting’ where air provided at the outlet 62 of the air movement device 58 is quickly sucked back into the inlet 60 instead of circulating through the cooking chamber 42” (Pending Application, [0056]).

Fan shroudは、空気のショートサーキット(供給された空気がすぐに吸い戻されてしまうこと)を防ぐように設計されています。これにより、エアフローが調理室全体を循環し、より効率的に加熱が行われます。


### **Baffle Plateの機能的な違い**
1. **基本的な空気分配機能**:
    1. **引用部分**: “The baffle plate is smaller than the interior of the cooking space 10 so that a narrow gap is provided about its periphery through which heated air is blown into cooking space 10 by fan wheel 21” (Cited Prior Art, [0019]).

Baffle plateの隙間は、基本的な空気分配機能を提供するために設計されています。ファンホイールから出る加熱空気がこの隙間を通って調理室に均等に吹き出されます。これにより、調理室内の空気が循環し、一定の温度を保ちつつ食品を調理します。

2. **温度管理**:
    1. **引用部分**: “The baffle plate is smaller than the interior of the cooking space 10 so that a narrow gap is provided about its periphery through which heated air is blown into cooking space 10 by fan wheel 21” (Cited Prior Art, [0019]).

Baffle plateは、温度の均一な管理を主眼としており、隙間を通じて空気を循環させることで、調理室内の温度を一定に保つことを目指しています。これにより、加熱空気が均等に分散され、食品が均一に調理されます。


### **まとめ**
* **Fan Shroud**: 空気の流れをより精密に制御し、均等な分配と圧力管理を重視しており、ショートサーキットを防ぐ設計がなされています。
* **Baffle Plate**: 基本的な空気分配機能を提供し、温度管理に重点を置いています。

それぞれの設計は、空気の循環と分配に異なるアプローチを取っており、Fan shroudはより高度な制御と均一なエアフローを実現するのに対し、Baffle plateはシンプルで基本的な空気分配機能に焦点を当てています。

このように構造上の違い(Fan shroudは側面に開口部やベントがあるが、Baffle plateは隙間)とその効果(Fan Shroudは空気分配の均等性と圧力の管理が可能)がわかったので、この部分を主軸に補正することで、102条(と従属から103条)の解消が期待できます。

クレーム1補正の方向性

差別化のポイントと具体的な限定がわかったところで、クレーム1の補正について考えていきます。

具体的には、クレーム1に従属に従いクレーム18と19の要素を加え、更に、 提案されたfan shroudに関する限定を加えていくことになります。細かい点を気にしないでとりあえずこれらすべての要素を考慮してクレーム1を補正すると、以下のようなクレームになると思います。この時点ではそれそれの補正に関するサポートも併記しています。

補正候補

1. A cooking system positionable on a support surface, the cooking system comprising:  

a housing having a hollow interior chamber including an internal cooking chamber for receiving a food item;  

at least one radiative heating element arranged within said hollow interior and operable to heat said cooking chamber;  

a fan shroud mounted within said hollow interior, wherein said fan shroud forms a partition that separates said cooking chamber from a convective chamber (claim 19 limitation), the convective chamber being in fluid communication with said cooking chamber (claim 18 limitation),and  

a convection heater disposed within said convection chamber (claim 18 limitation) said hollow chamber and operable to heat said cooking chamber, and 

a plurality of openings that extend between a floor and a ceiling of the hollow interior along both sides of the fan shroud, said openings are arranged such that airflow from said convection chamber is evenly distributed to said internal cooking chamber (new limitation supported by [0059] and FIG.7) and raise the pressure within said convective chamber without negatively impacting the overall air flow rate (new limitation supported by [0056]);  

wherein the cooking system is operable in a convection cooking mode, and during said convection cooking mode said at least one radiative heating element is selectively energized. 

102条解消のためのクレーム補正に関するRemarksの内容

102条における拒絶解消のためのクレーム補正案ができたので、この補正に対応するRemarksに書く主張内容を考えていきましょう。この主張部分では主に、1)補正に対するサポートの開示と、2)先行文献との差別化という2つの事柄を示す必要があります。

補正に対するサポートの開示

上記のクレーム補正案に直接メモしておきましたが、クレーム1の補正案はクレーム18と19の限定と明細書の段落[0056]と[0059]と図7によってサポートされています。

サポートに関する文言は定型文があると思うのでそれを使えばいいと思いますが、今回は以下のようなアウトラインと内容を含む必要があると思います。実際に今回の案件のOA対応をする場合、他のクレームも補正することになるので、多少内容は異なることに注意してください。

## Outline: Amendments to the Claims

- Status of the claims 
   - Claims amended: 1
   - Claims withdrawn: 18-19

 - Support for Amendments
   - Reference to the specification and drawings of the application as-filed
   - Specific paragraphs providing support: [0056] and [0058]

- disclaimer
   - No dedication to the public of unclaimed subject matter
   - No abandonment of unclaimed subject matter
   - No acquiescence to any rejections and/or objections
   - Applicant reserves the right to pursue protection of excluded subject matter
   - Potential future continuation and/or divisional applications

- in the end 
  -no new matter is added

どのような補正に対するサポートの文言でも上記のような要素を含んでいると思います。Disclaimerについてはそれほど私は重要だと思っていませんが、とりあえず入れておきました。

このアウトランと簡単なプロンプトでChatGPTに補正に対するサポートの開示の文言を考えてもらいました。

Based on the outline below, please draft a brief statement about Amendments to the claims

## Amendments to the Claims
Several changes have been made to the status of the claims in the application. Specifically, Claim 1 has been amended, and Claims 18 and 19 have been withdrawn. These amendments are fully supported by the original specification and drawings of the application as-filed, particularly in paragraphs [0056] and [0058].
It is important to note that there has been no dedication to the public or abandonment of any unclaimed subject matter. Additionally, there has been no acquiescence to any rejections or objections. The applicant reserves the right to pursue protection of any excluded subject matter in future continuation or divisional applications.
Lastly, it is confirmed that no new matter has been added in these amendments.

最終的にOA対応の一部として使う場合は、少し編集する必要がありますが、これでも十分使える内容だと思います。

OA対応に使う文章を生成する際の改善点

改善点としては、プロンプトにサンプルの補正に対するサポートに関する例文を追加することが考えられます。例文は、過去に実際に使った文や、社内や事務所内で使っているテンプレートでもいいです。例文は、生成AIにアウトプットしてほしい文のフォーマットやボリューム、トーンなどが含まれているものが好ましいです。このような例文をプロンプトの最後に(# 例文)のようなタグ付きで追加し、プロンプトに例文のフォーマットを参照してもらうようにすると、アウトラインに書かれた内容でありながら、例文で提供した文体に近い形でアウトプットしてくれます。

アウトラインだけだと表現のブレが大きいので、なかなか思ったような表現でアウトプットしてもらえない可能性があります。何度も生成し直せば、その中でそれなりのアウトプットをしてもらえるときもありますが、すでにある程度の形が決まっている表現であれば、サンプルを提供することで、生成AIのアウトプットのクオリティは大きく変化します。

先行文献との差別化

先行例文献のRohrlとの差別化に関する主張は、生成AIによる比較をベースに展開してみます。

Remarksにおける102条における拒絶への反論は一定の要素を含んでいます。ほぼすべての反論において、以下のような流れで議論が進んでいきます。

  1. イントロ:102条で拒絶された事実。どのクレームが対象になっているか。出願人はその拒絶に同意していないという意思表示。
  2. クレーム分析:補正されたクレームの補正部分を強調する内容
  3. 引用文献による開示:OAにおける審査官の発言のまとめ
  4. 差別化:引用文献とクレームされている発明の差別化。特に、クレーム分析で示した補正部分に関して引用文献では開示・示唆されていないことを強調する。
  5. まとめ:引用文献が102条の対象となっているクレームを開示・示唆していないこと。クレームが許可されるべきであること。

このアウトランをベースにして、これまでの本案件で検証してきた内容を反映したのが、以下のアウトラインになります。

## Outline: Rejections Under 35 U.S.C. § 102

### I. Introduction
   - Overview of the rejections under 35 U.S.C. § 102
   - Specific claims rejected: 1-3, 7-9, 12, and 18-22
   - Basis of rejection: Anticipation by U.S. Patent No. 3,984,578 to Rohrl ("Rohrl")
   - Applicant's disagreement with the rejection

### II. Analysis of Claim 1
   - Recitation of Claim 1
a fan shroud mounted within said hollow interior, wherein said fan shroud forms a partition that separates said cooking chamber from a convective chamber (claim 19 limitation), the convective chamber being in fluid communication with said cooking chamber (claim 18 limitation), and  

a convection heater disposed within said convection chamber (claim 18 limitation) said hollow chamber and operable to heat said cooking chamber, and 

a plurality of openings that extend between a floor and a ceiling of the hollow interior along both sides of the fan shroud, said openings are arranged such that airflow from said convection chamber is evenly distributed to said internal cooking chamber (new limitation supported by [0059] and FIG.7) and raise the pressure within said convective chamber without negatively impacting the overall air flow rate (new limitation supported by [0056]);  

### III. Examination of Rohrl's Disclosure
   - Summary of Rohrl's disclosure
     With respect to the limitations of claim 1, Rohrl teaches a cooking system (Fig 1, electric baking oven, Col 3, Lines 34-65) positionable on a support surface (floor or countertop), the cooking system comprising: a housing (muffle 11, Col 3) having a hollow chamber including an internal cooking chamber (cooking space 10, Col 3) for receiving a food item; at least one radiative heating element (grill heater 16, Col 3) arranged within said hollow interior and operable to heat said cooking chamber (10); and a convection heater (annular electric air heater 27, Col 3) disposed within said hollow chamber and operable to heat said cooking chamber; the cooking system is operable in a convection cooking mode (Col 3, Lines 26-31, preferable to circulate the heated air within the cooking space), and during said convection cooking mode said at least one radiative heating element is selectively energized (Col 3, Lines 25-30, preferable to circulate the heated air within the cooking space during the entire baking time; Col 4, Lines 28-30, control 17 may be coupled to both the air heater 27 and grill heater 16 for controlling these heat sources simultaneously; Col 5, Lines 1-11)

### IV. distinction Between Claim 1 and Rohrl's Disclosure
   - Differences in the fan shroud's structure and function
     Fan Shroudの機能的な違い

空気分配の均等性と圧力の管理:

引用部分: “The openings or vents 78 that extend generally between the floor and the ceiling of the interior of the housing 24 generate a more even distribution of airflow between the top and bottom and left and right of the cooking chamber 42” (Pending Application, [0059]).

引用部分: “The width of the openings 78 of the fan shroud 64 are optimized to raise the pressure within the convecting chamber 66 without negatively impacting the overall air flow rate” (Pending Application, [0056]).

Fan shroudの側面の開口部やベントは、調理室内の空気を均等に分配するために設計されており、これにより上下左右に均一なエアフローを生成します。また、開口部の幅を最適化することで、対流チャンバー内の圧力を上げつつ、全体のエアフローに悪影響を与えないようにしています。これにより、ホットスポット(特定の場所が異常に熱くなること)の発生を防ぎ、全体的な調理の均一性が向上します。

Baffle Plateの機能的な違い

基本的な空気分配機能:

引用部分: “The baffle plate is smaller than the interior of the cooking space 10 so that a narrow gap is provided about its periphery through which heated air is blown into cooking space 10 by fan wheel 21” (Cited Prior Art, [0019]).

Baffle plateの隙間は、基本的な空気分配機能を提供するために設計されています。ファンホイールから出る加熱空気がこの隙間を通って調理室に均等に吹き出されます。これにより、調理室内の空気が循環し、一定の温度を保ちつつ食品を調理します。

温度管理:

引用部分: “The baffle plate is smaller than the interior of the cooking space 10 so that a narrow gap is provided about its periphery through which heated air is blown into cooking space 10 by fan wheel 21” (Cited Prior Art, [0019]).

Baffle plateは、温度の均一な管理を主眼としており、隙間を通じて空気を循環させることで、調理室内の温度を一定に保つことを目指しています。これにより、加熱空気が均等に分散され、食品が均一に調理されます。

まとめ

Fan Shroud: 空気の流れをより精密に制御し、均等な分配と圧力管理を重視しており、ショートサーキットを防ぐ設計がなされています。

Baffle Plate: 基本的な空気分配機能を提供し、温度管理に重点を置いています。

それぞれの設計は、空気の循環と分配に異なるアプローチを取っており、Fan shroudはより高度な制御と均一なエアフローを実現するのに対し、Baffle plateはシンプルで基本的な空気分配機能に焦点を当てています。

   - Rohrl does not disclose, teach or suggest the claimed features

     a fan shroud mounted within said hollow interior, wherein said fan shroud forms a partition that separates said cooking chamber from a convective chamber (claim 19 limitation), the convective chamber being in fluid communication with said cooking chamber (claim 18 limitation), and  

a convection heater disposed within said convection chamber (claim 18 limitation) said hollow chamber and operable to heat said cooking chamber, and 

a plurality of openings that extend between a floor and a ceiling of the hollow interior along both sides of the fan shroud, said openings are arranged such that airflow from said convection chamber is evenly distributed to said internal cooking chamber (new limitation supported by [0059] and FIG.7) and raise the pressure within said convective chamber without negatively impacting the overall air flow rate (new limitation supported by [0056]);  

### V. Conclusion
   - Summary of why Rohrl does not disclose the elements recited in Claim 1
   - Assertion that Claim 1 is not anticipated by Rohrl

このアウトラインと以下のプロンプトで、ChatGPTに先行文献とクレーム1を差別化する文章を作ってもらいました。

Based on the outline below, please draft a convincing statement about patentability of claim 1 over the prior art. When drafting, do not use any bullet points. Use persuasive words and statements throughout the process. 

## Patentability of Claim 1 Over the Prior Art

The rejection of Claims 1-3, 7-9, 12, and 18-22 under 35 U.S.C. § 102(a)(1)/(a)(2) based on U.S. Patent No. 3,984,578 to Rohrl ("Rohrl") is fundamentally flawed and must be reconsidered. Claim 1, as presently amended, is distinct and patentable over the cited prior art.

Claim 1 recites a fan shroud mounted within the hollow interior of a cooking apparatus. This fan shroud forms a partition that separates the cooking chamber from a convective chamber, the latter being in fluid communication with the cooking chamber. Moreover, Claim 1 specifies that a convection heater is disposed within the convective chamber and is operable to heat the cooking chamber. Crucially, Claim 1 introduces a plurality of openings that extend between the floor and ceiling along both sides of the fan shroud. These openings are designed to ensure that airflow from the convective chamber is evenly distributed to the cooking chamber, thereby raising the pressure within the convective chamber without negatively impacting the overall airflow rate. These novel features are supported by the application’s detailed description and figures, particularly in paragraphs [0056] and [0059], as well as FIG. 7.

Rohrl discloses a cooking system comprising a housing (muffle 11) that includes a hollow chamber and an internal cooking chamber (cooking space 10) designed for receiving food items. Within this system, a radiative heating element (grill heater 16) and a convection heater (annular electric air heater 27) are arranged to heat the cooking chamber. While Rohrl describes an apparatus operable in a convection cooking mode, with heated air circulated by a fan wheel 21 and controlled by an associated control system, it fails to disclose or suggest the specific structural and functional features recited in Claim 1.

The fan shroud in Claim 1 is designed to achieve precise control of airflow and pressure management. The openings or vents extend between the floor and ceiling of the interior housing, ensuring an even distribution of airflow across the cooking chamber. This design prevents hotspots and enhances cooking uniformity. In contrast, Rohrl’s baffle plate, as disclosed, is smaller than the interior of the cooking space and creates a narrow peripheral gap through which heated air is blown by the fan wheel. This basic air distribution function is fundamentally different from the precise control and even distribution achieved by the fan shroud in Claim 1.

Furthermore, the baffle plate in Rohrl does not extend from the top wall to the bottom wall of the cooking space, nor does it include openings that extend the full height of the fan shroud. The airflow in Rohrl is directed through the narrow gaps around the baffle plate, which is a simpler and less effective method of air distribution compared to the detailed structure and functionality described in Claim 1.

In summary, Rohrl does not disclose, teach, or suggest the claimed features of Claim 1. The fan shroud’s structure, its openings extending the full height of the shroud, and the resultant even airflow distribution and pressure management within the convective chamber are unique to the present invention. These distinctions clearly demonstrate that Claim 1 is not anticipated by Rohrl. Therefore, the rejection under 35 U.S.C. § 102 should be withdrawn, affirming the patentability of Claim 1 over the cited prior art.

日本語の要約はこちら

## クレーム1の特許性に関する先行技術の検討

クレーム1-3、7-9、12、18-22の拒絶理由(35 U.S.C. § 102(a)(1)/(a)(2)に基づくU.S. Patent No. 3,984,578、Rohrl特許に対するもの)は根本的に誤っており、再考されるべきです。現在修正されたクレーム1は、引用された先行技術に対して独自性があり、特許性があります。

クレーム1では、調理装置の中空内に取り付けられたファンシュラウドを記載しています。このファンシュラウドは、調理室と対流室を分離する仕切りを形成しており、対流室は調理室と流体的に接続されています。さらに、クレーム1では、対流室内に配置された対流ヒーターが調理室を加熱するために動作することを明示しています。特に、クレーム1には、ファンシュラウドの両側に沿って床から天井まで延びる複数の開口部が導入されています。これらの開口部は、対流室から調理室への気流を均等に分配し、対流室内の圧力を上昇させる一方で全体の気流速度に悪影響を与えないように設計されています。これらの新規な特徴は、明細書の段落[0056]および[0059]、および図7に詳細に記載されています。

Rohrl特許は、食品を受け入れるための内部調理室(調理空間10)を含む中空チャンバーを備えたハウジング(マッフル11)を含む調理システムを開示しています。このシステム内には、調理室を加熱するための放射加熱要素(グリルヒーター16)および対流ヒーター(環状電気エアヒーター27)が配置されています。Rohrlは、対流調理モードで動作する装置を説明しており、ファンホイール21によって加熱空気が循環し、関連する制御システムによって制御されると述べていますが、クレーム1に記載された特定の構造および機能的特徴は開示していません。

クレーム1のファンシュラウドは、気流と圧力管理を精密に制御するために設計されています。開口部またはベントは、ハウジング内の床から天井まで延び、調理室全体に均等な気流分布を確保します。この設計により、ホットスポットの発生を防ぎ、調理の均一性が向上します。これに対し、Rohrlのバッフルプレートは、調理空間の内部よりも小さく、ファンホイールによって加熱空気が吹き込まれる狭い周縁隙間を形成します。この基本的な空気分配機能は、クレーム1で達成される精密な制御および均等な分配とは根本的に異なります。

さらに、Rohrlのバッフルプレートは、調理空間の上壁から下壁まで延びず、ファンシュラウドの全高にわたって開口部を含むものではありません。Rohrlの気流は、バッフルプレートの周囲の狭い隙間を通るように指示されていますが、これはクレーム1に記載された詳細な構造および機能に比べて、より単純で効果的でない空気分配方法です。

結論として、Rohrlはクレーム1の特徴を開示、教示、または示唆していません。ファンシュラウドの構造、その全高にわたる開口部、および対流室内の均等な気流分布および圧力管理は、本発明に固有のものです。これらの違いは、クレーム1がRohrlによって予期されていないことを明確に示しています。したがって、35 U.S.C. § 102に基づく拒絶は取り下げられるべきであり、クレーム1の特許性が認められるべきです。

これもOA対応に含めるのであれば編集は必要ですが、内容的にはそれなりに的を得た主張ができていると思います。特に後半部分のRohrlとの比較はいい出来だと思います。

このような主張部分の表現はどうしてもブレが出てくるので、何回か同じプロンプトで生成し直して(ChatGPTには回答を再度生成する regenerate というオプションがアウトプットのすぐ下に出てきます)しっくりくる表現が出てくるまで試行錯誤する必要があるかもしれません。

また、上記の補正に対するサポートの開示でも書いたように、定型文をプロンプトに加えると表現部分のブレが少なくなり、より意図したアウトプットが出てきて、編集の手間が軽減することが期待できます。

まとめ

今回の成果物:102条の拒絶対応のためのクレーム1の補正とRemarksにおける補正のサポートと引用文献との差別化

今回の検証では、生成AIを活用して102条の拒絶理由を解消するための補正案を明細書から特定することができるかを試みました。結果として、クレームの修正の提案や先行技術との比較に関する説得力のある議論を生成することができました。特に、クレーム1に関する補正案を具体的に提案し、その補正案が引用された先行技術とは異なる新規性を示すことができたと思います。

しかし、補正案をクレームに落とし込む作業は人がやらないといけません。また、生成されたRemarksの部分の主張はそのまま使うのではなく、編集する必要があります。さらに、全体的な「質」もまだまだ有能な弁理士や特許弁護士によるOA対応と比較できるものではありません。

しかし、このようなAIの活用は、初動におけるOA対応の時間を大幅に短縮し、最低限のOA対応案を素早く作ることができます。そのことで残りの時間をより質の高い補正案を考えることに使い、コストパフォーマンスに優れた付加価値の高いOA対応サービスを提供できると思います。

今後も生成AIを活用し、アメリカ特許OA対応の効率化と質の向上を図っていきたいと考えています。このような生成AI検証に関する記事はここからまとめて見ることができるので、興味がありましたら、ぜひ他の検証記事も見てみてください。

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