皆さんは他の会社がどのようにOA対応を行ったり、IDSを提出したり、審査に付随する様々な手続きを行っているか気になりませんか?
どのような拒絶理由があったときにどう対応すべきか?、審査官の心象を良くするためにはどのような表現がいいのか?、付加価値のあるOA対応とは?など、疑問に思うことはありませんか?
このような実務レベルの話は、今までOLCで扱ってきた知財ニュースではカバーしきれない部分でした。しかし、実務でアメリカの特許手続きに関わっている場合、出願におけるOA対応だったり、IDSを始めとする諸手続きに関して現地代理人を指示したり、彼らが提出してくるOAやその応答書をチェックする仕事が多いと思います。
そこで、毎週火曜日に発行される新規特許の中から厳選した特許の審査履歴を見て、独自の視点からコメントをして解説していきます。
実際に特許庁での審査を経て、権利化された案件について公開されている生の情報に触れつつ、重要と思われる部分をピックアップし、実際に皆さんが行っている業務に役立つ情報とデータポイントを提供したいと考えています。
今回は、LGの特許で、許可可能クレームが示されたときのOA対応を中心に解説しています。
今後ある程度の件数が溜まったら、データベース化して各案件へのアクセスを簡単にしたいと思います。日々の業務で、気になったときにリファレンスとして活用でき、知りたい手続きの「一例」として活用できるような運用を考えているので、乞うご期待。
今回の解説はここからアクセスできるので、ぜひ見てみてください。