特許庁で部署が新設され、PTAB Chefがアドバイザーとして就任

2018年8月14日、特許庁長官のAndrei Iancu氏は、Patent Trial and Appeal Board ( PTAB ) のchief judgeであるDavid Ruschke判事が、その職を離れ、特許庁で新設された部署の責任者になることを発表しました。Ruschke氏は、新設されたOffice of the Commissioner for Patentsで、アドバイザーとして業務を行います。

このOffice of the Commissioner for Patentsは、特許庁と PTAB の間の内部コーディネーションを向上するために新設されました。この部署の目的は、より直接的なコミュニケーションチャンネルを審査部とPTABの間に設けることで、自由な情報の行き来を促進することです。

Ruschke氏は、2016年5月Medtronicから PTAB に来ました。新しい役職でも、 PTAB と密接に関わっていくとのことです。Iancu氏は、彼の経歴が今後の行政機関内での強力促進に大きく貢献すると期待しています。

Ruschke氏の後任chief judgeが決まるまで、Scott Boalick氏がacting chief judgeを務め、Jacqueline Bonilla氏がacting deputy chief judgeを務めます。

人事異動が行われるのは、9月2日とのことです。

Iancu特許庁長官は、2018年2月に長官に就任して以来、アメリカ特許システムの向上について積極的に発言しています。AIによる特許調査などの取り組みもあり、彼の指揮の中、アメリカの特許システムの向上が期待されています。

まとめ作成者:野口剛史

情報元:World IP Review (元記事を見る

ニュースレター、公式Lineアカウント、会員制コミュニティ

最新のアメリカ知財情報が詰まったニュースレターはこちら。

最新の判例からアメリカ知財のトレンドまで現役アメリカ特許弁護士が現地からお届け(無料)

公式Lineアカウントでも知財の情報配信を行っています。

Open Legal Community(OLC)公式アカウントはこちらから

日米を中心とした知財プロフェッショナルのためのオンラインコミュニティーを運営しています。アメリカの知財最新情報やトレンドはもちろん、現地で日々実務に携わる弁護士やパテントエージェントの生の声が聞け、気軽にコミュニケーションが取れる会員制コミュニティです。

会員制知財コミュニティの詳細はこちらから。

お問い合わせはメール(koji.noguchi@openlegalcommunity.com)でもうかがいます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

OLCとは?

OLCは、「アメリカ知財をもっと身近なものにしよう」という思いで作られた日本人のためのアメリカ知財情報提供サイトです。より詳しく>>

追加記事

契約
野口 剛史

契約の際のRepresentations and Warrantiesのヒント

知財の売買やライセンスの取引の際に、契約において買い手やライセンシーが売り手やライセンサーから対象となっている知財は第三者の知財権を侵害したり、悪用するものではないというRepresentations and Warrantiesを要求してくることがあります。

Read More »
ビジネスアイデア
野口 剛史

知財のエンタメ化の流れに乗っかる

一見とっつきにくい知財というテーマをエンタメ化する動きがあります。今回はこの流れに便乗して、まだエンタメ化できていないものを積極的に企画して知財エンターテイメントのリーダーになっていくアイデアを紹介します。

Read More »
estopel
Uncategorized
野口 剛史

返答をしないと略式判決になってしまう

論理的でない主張でも、その主張に対しての返答は行うべきです。返答を行なってしまうと、主張された内容が審議なく受け入れられてしまい、自社にとって不利な状況になってしまうことがあります。

Read More »