知財キャリアコンテンツの可能性

最近は日本でもオンラインで様々な知財情報が得られるようになりましたが、以外にまだ情報が公開されていないのがキャリア系の情報だと思います。今回は私が密かに注目している知財キャリア向けのコンテンツについて話そうと思います。

キャリア系の話題はみんな知りたい

知財関係のツイッターなどを見ているとたまに「年収」の話が話題に上がることがあります。年収で「勝ち組」決めたり、お金だけじゃない議論はさておき、ツイッター上ではどの知財のトピックよりも盛り上がりってます。あと、弁理士資格を取るか取らないかの議論もよくあるのですが、それもキャリアという面では同じですね。収入に関しても資格に関しても、知財プロフェッショナルとしてのキャリア関係の話なので、この2つの話題が盛り上がるという状況を実感しているとやっぱりキャリア系のネタには関心があって、常に頭のどこかで自分の「働き方」について考えているのだと思います。

という私も自分のキャリアについてはよく考えています。特に、景気が落ち込んだときや、会社の業績が悪くなったとき、家族の状況が変わったときなど、自分を取り巻く環境に大きな変化があったときに、自分のキャリアを見つめ直すことが多いのではないでしょうか?

大きな変化といえば、新型コロナもそうですね。コロナ禍における働き方は大きく変わりました。リモートで働くことが「当たり前」になりつつある中、それでも個人の事情をわきまえずに、半ば強制的に「会社に出社」させられている人も残念ながら相当数います。そのような状況下で最近では知財業界でも転職をしたい人が増えているのではないでしょうか?

キャリア系の話題は「公開」されているものが少ない

このようにキャリア系のコンテンツには大きな需要がありますが、実際にそのニーズに答えているコンテンツは限りなく少ないと思います。公になっているものといえば、事務所の従業員に対するインタビューだったり、企業内のリクルート向けに人事が作ったコンテンツぐらいだと思います。でも、これらは事務所や企業の「公式」なメッセージなので、「本音」のメッセージとして受け入れられない部分もあります。それに当たり障りのないことしか書かれていなかったりするので、単純に「おもしろさ」にかけてしまうところがあるでしょう。

あとは、e-Patentのトークショー知財実務オンラインに登場する講師さんは動画内で必ず最初に自己紹介するので、その部分で大まかな講師のキャリアを知ることができますが、これらの動画のテーマはキャリアではないので、キャリア系の話題を深堀りすることは難しいのが現状です。それに、誰でも見れるYoutubeだとどうしても「生々しい」裏事情は話せないのではないかなぁと思っています。

今まではオフラインで語られてきたこと

キャリアに関する情報は今までは「飲み会」などの非公式な場で語り継がれてきたものだと思います。お互いにリラックスした環境で、お酒のちからも借りつつ、オフレコで様々な職場に関する情報や年収、手当、仕事内容、求められるスキル、期待される昇進やビジネスチャンスなどが口伝えで共有されてきました。しかし、コロナ禍で飲み会の機会も減り、今まで通りの方法でキャリア系のリアルな情報を得られなくなってきました。

会員制の勉強会で「キャリアパネルトーク」を開催する

そこで、すでにある勉強会などの集まりでキャリア系のコンテンツをメンバーさんと共有していくことを提案します。最初は1人に焦点を当てるとその人にプレッシャーをかけてしまうかもしれないので、3人程度の似たようなバックグラウンドの人を集めて、パネルトークをするのはどうでしょうか?

勉強会で一緒に学んでいる人でも、以外にその人がどのような経歴で今の仕事についているのか、これからのキャリア形成をどのように考えて仕事に取り組んでいるのかを知らないでしょう。たとえ、自分とは全く異なるキャリアを歩んできた人であっても、その人の考え方や生き方から様々なヒントを得られます。そして、全く知らないキャリアについて学ぶのも結構面白いですから、エンタメ要素もあります。

自分の周りの知り合いにはキャリア相談をすることもあると思いますが、周りにいる人はどうしても自分と同じような環境にいるので、どうしても似通ったキャリアを歩んでいるひとが多いです。そうなると、環境を大きく変えたいと思っている場合、相手がアドバイスできることも限られてきてしまうと思います。しかし、全く違うキャリアの人の話を聞くと、その刺激から新しいアプローチが発見できる可能性が出てきます。

キャリア系の企画は、自分の経験をコミュニティ内で話してくれる人を数人見つけて、質問を考えるだけなので、そんなに大掛かりではありません。なので、比較的簡単にイベントを開催できます。また、イベントもなるべく少人数にして、関心のある人だけを厳選して、Zoomなどのツールを使ってリアルタイムで参加者とパネリストが対話できるようにしておくと盛り上がると思います。あと、本音で話してもらうためにも、イベントは非公開で、アーカイブも残さないやり方が好ましいです。

TLCで10月末に開催予定

実は、キャリアパネルトークを会員制コミュニティTLCで10月末に企画しています。今回はアメリカで活躍している日本ネイティブに焦点を当てて、少人数の参加者と共に「日本人としてアメリカ知財で働くこと」について話します。まだ開催まで時間がありますが、すでに多くのメンバーに参加登録してもらっているので、コンテンツの魅力を大きく感じている今日このごろです。

キャリア系コンテンツは大きなポテンシャルを秘めていると思います。コミュニティメンバーの協力を得られ、面白いキャリアコンテンツ’を作り上げられれば、それを目当てに多くの注目を集めることができることでしょう。

TLCの紹介

ちなみに、このアイデアのベースになっている話題は、OLCを更に進化させた全く新しいコミュニティ型のプラットフォームTakumi Legal Communityで最初に取り上げました。

TLCはアメリカの知財最新情報やトレンドはもちろん、現地で日々実務に携わる弁護士やパテントエージェントの生の声が聞け、気軽にコミュニケーションが取れる今までにない新しい会員制コミュニティです。

現在第二期メンバー募集中です。詳細は以下の特設サイトに書かれているので、よかったら一度見てみて下さい。

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お問い合わせはメール(koji.noguchi@openlegalcommunity.com)でもうかがいます。

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