ニュースレターは文字ベースの専門的な情報を発信するのに適しているので、弁理士のような専門性が必要な業種と相性がいいメディア媒体ですが、なかなか通常業務と両立して定期的に配信するのはむずかしい。そこで知財系ニュースレター用のコンテンツを提供するのはどうだろうか?
特許事務所としては、他との差別化やクライアントや見込み客との接点の一環としてニュースレターは定期的に配信したい。でも、定期的に事務所のリソースを割いてネタを集めたり、オリジナルの記事を書いたりするのは結構手間がかかるし、本業が忙しくなると手が回らなくなる。このようなニーズと仕組みの問題から、知財系ニュースレター用のコンテンツ販売にはある程度の需要が予測される。
提供するコンテンツは、オンラインでアクセスできる情報をまとめたものでもいいし、判例を解説したもの、海外の知財ニュースをまとめたものなどアイデアと切り口はいくらでもある。最初は個人でやって、収益がある程度になったらライターを雇ってコンテンツ数のアップも比較的簡単にできる。
料金設定もサブスクリプションサービスにすれば、一定の安定した収入が毎月見込める。オプションとして、記事のオリジナル化、クライアントのサイトへの掲載許可、ニュースレター送信代行サービスなどもありだと思う。