OLCもそうですが多くの知財に関する情報は同業者の知財関係者向けに発信されています。そこが一番大きなパイだし、仕事の依頼なども他の知財関係者から来ることがほとんどなので、そうなっているのだと思います。しかし、目線を変えて技術者など別のコミュニティーに向けて情報発信してみたらどうでしょうか?
仕事を依頼してくる最終的な窓口は知財部かもしれませんが、実際に明細書を書く場合、発明者である技術者と面談(や今だとZoomなどのビデオ会議ですかね)したり、技術的な議論をしたりと、明細書やクレームに関する細かな打ち合わせをするのはどちらかと言うと窓口の知財部の担当者よりも技術者の方が多いと思います。当然、技術者さんに気に入ってもらえれば、また仕事を依頼してきてくれるかもしれません。
そこで、知財関係者でなく、技術者コミュニティーに向けて知財情報発信してみたらどうでしょうか?
技術者の場合、知財はあまり詳しくないし、興味もあまりないと思うので、工夫して情報提供をしないといけないですが、そもそも情報を配信している人が少ないので、競争が少なく、他がマネする前に、ご意見番みたいな立ち位置になってしまえばある程度の発言力が持てると思います。
最近は技術者向けのたくさんのオンラインコミュニティーが存在しているので、自分の技術バックグラインドにあった業種の技術者が集まるコミュニティーに入って、そこから情報を発信していくのもいい手だと思います。