知財業界ではマーケティングの一環としてセミナー(有料・無料を問わず)を行うことが多いですが、その後のフォローアップはどうしてますか?今回はクライアント取得や次の有料セミナー参加を自然に促せるサロンという仕組みを考えてみます。
知財業界ではマーケティングの一環としてセミナー(有料・無料を問わず)を行うことが多いですが、その後のフォローアップはどうしてますか?今回はクライアント取得や次の有料セミナー参加を自然に促せるサロンという仕組みを考えてみます。
せっかく時間をかけて準備してたくさんの人に集まってもっらったのに、セミナーをやっただけで終わってしまったという経験は無いでしょうか?私もセミナーによく行きますが、セミナー後、講師との接点がなく、一見さんになってしまうのがほとんどです。知財系のセミナーでは最後に講師のメールアドレス等でいつでも連絡してください。というようなメッセージがありますが、正直、どれだけの反響があるのかは疑問です。
そこで、セミナーの後、ボーナスコンテンツとしてセミナー参加者限定のサロンを作るのはどうでしょう?サロンというのは、DMM などが運営しているものがあるので、知っている人も多いと思いますが、主催者を中心としたオンライン上のコミュニティーのことです。
DMMのものは有料で有名な方のサロンが多いですが、実際そんなに大がかりなことをする必要はなく、仕組み自体は例えばFacebookの非公開グループを使ったり、Slackなどでチャンネルを作れば簡単にできるものです。
使い方も簡単で、セミナーの後、セミナーに関連したコンテンツの追加情報をアップする旨を伝えて、興味がある人に前もって準備したサロンの情報を教えればいいだけ。
ここでのポイントは、ただ単に情報をアップするだけでなく、サロン上で関連したテーマを元に議論できるようなポストをしたり、セミナーでインタラクティブなクイズ等を出題していたなら、その内容を少し変更した内容だったらどう「答え」が変わるか?を質問してみたり、サロンに来る人が意見できるようなコンテンツを定期的に配信することです。
サロンで頻繁に発言してくれる人はあなたのファンです。そういう人は、次に有料セミナーがあってもお金を払ってくれるし、ビジネスの話にも抵抗感無く乗ってくれるはずです。
セミナーの後にいきなりビジネスやトライアルの話をすると抵抗感がある人も多いと思うので、サロンなどでワンステップもうけて、提供しているサービスに本当に関心があるのか参加者をふるいにかけ吟味することで、スムーズなセミナーからのアップセールが狙えると思います。