ちゃんとしたビジネスを持っている事業主がSNSで活躍して、そのノウハウをコンテンツ化し他の事業者向けに教えるという形は今後も増えてくるのではないでしょうか?今回はもふもふ不動産の「経営者のためのYouTubeの学校」を参考にして、そのポテンシャルを考えてみたいと思います。
もふもふ不動産はチャンネル登録者数27万人の人気YouTuber
投資や不動産系のYouTube動画が好きな人はもうすでに知っているのではないでしょうか?元々は不動産投資家でサラリーマンをやりながら2018年からYouTubeを始めています。YouTubeを始めとするSNSは売り上げ向上、商品アピール、ブランド向上、人材採用などビジネスの様々な面で活用することができます。そして、時代が進むにつれSNSをビジネスに使えて当たり前という風潮が高まってきています。
やらなきゃいけないけど、どうしていいかわからないニーズに着目
若者で「自然に」SNSが使えるようになったり、企業でお金をかけてSNSを運営できるところはいいのですが、中小企業に属する士業関係の経営者はビジネスにSNSをうまく使えているひとが少ないのが現実です。
士業はネット関係の流れに敏感でなくともやっていける業種ではあるのですが、それでもより多くの人がSNSを使ったコミュニケーションを取ることに抵抗感がなくなり、SNSが当たり前になっていく中、「何かしないといけない」と思っていいる人が多いはず。
もふもふ不動産の「経営者のためのYouTubeの学校」も士業を狙っているようで、お客様の声を見ると、弁護士の人のコメントが目立ちます。
経営者向けに教えると値段も高めに設定できる
ちなみに、もふもふ不動産の「経営者のためのYouTubeの学校」はスタンダードコースで6ヶ月間53.9万円で、VIPコースが132万円です。
個人で払うには高いと思う値段ですが、法人事業の経営者が会社のために払う費用としては決して高い値段ではありません。法人向けなので、購入する人がそんなに値段にセンシティブにならないというのも教育ビジネスとしてはとても魅力的ですね。
SNSのノウハウを教え、実際に受講者が作業をして結果を出せるようになるまで面倒を見るのは大変な作業ですが、個人を対象にした同じようなサービスに比べ利益率はかなりいいはずなので、本業の収入に次ぐ大きな収入源になることが期待できます。
次に出るのはClubhouse学校?
士業向けのYouTube教育ではもふもふ不動産の「経営者のためのYouTubeの学校」がかなり優位性を持つと思われるので、同様のサービスを展開しようとしても勝てないでしょう。では、次に来るのは何か?
それは経営者のためのClubhouseの学校だと思います。
Clubhouseはまだ発展途上ですが、多くの人が活用し始めていて今後も他の大手SNSに負けない規模になることが予想されます。そしてClubhouseはビジネスと相性がいいSNSと言われているので、YouTube以上に今後ビジネス系のコンテンツが出てくることでしょう。
そこでYouTubeでもふもふ不動産がやったように、ちゃんとしたビジネスを持っている事業主がClubhouseである一定の「成功」をすることができれば、そのノウハウをコンテンツ化して売り出すことができます。
Clubhouseのような音声SNSが当たり前になって、士業の人が無視できなくなるのが、1年後なのか3年後なのか、5年後なのかはわかりませんが、その時に彼らを助けられるようなサービスを展開することができるようになるためにも、今から自分なりにClubhouseを始めてみるのもいいかもしれませんね。