USPTOが新たに意匠特許バーを設立:その全貌とは?

USPTOが新たに意匠特許バーを設立し、意匠特許に特化した資格が登場しました。従来のパテントバー試験に合格しないといけないですが、受験資格の学位条件が拡大されています。意匠専門の代理人資格の実用性については様々な意見がありますが、この変更により、より多くの人材が知的財産分野に参入する機会が増えたことは注目に値します。

米国特許商標庁(PTO)は最終規則を公表し、意匠専門実務者が意匠特許(design patent)手続のみで実務を行う独立した意匠特許バー(design patent bar)を創設しました。(88 Fed. 78 Fed. Reg. 78644 (Nov. 16, 2023))

この規則の制定以前は、実用特許(utility Patent)、植物特許(plant patent)、意匠特許(design patent)の各手続きを含む、PTOでの特許業務に携わる者のための単一のパテントバーが存在しました。PTOの規則は以前、すべてのパテント・バー実務者が登録試験に合格し、工学の学位や物理学、生物学、化学などの相当な課程を修了しているなど、特定の厳しい科学的・技術的資格を有していることを要求していました。

新しい規則では、意匠における代理権を区別し、現行の登録試験に合格することを引き続き要求していますが、申請者は、認定された大学またはカレッジで、以下のいずれかの分野で学士号、修士号、博士号を得ていればよいとされました:

  • 工業デザイン(Industrial design)
  • 製品デザイン(Product design)
  • 建築学(Architecture)
  • 応用美術(Applied arts)
  • グラフィック・デザイン(Graphic design)
  • 美術/スタジオアート(Fine/studio arts)
  • 美術教師教育 (Art teacher education)

今回のパテントバーの受験資格基準を拡大する新規則は、より広範な参加を促し、PTOで実務を行う資格を得るために日々進化する技術に対応することを意図しています。現在、PTOに登録されている実務家は、この変更による影響を受けず、引き続き実用特許、植物特許、意匠特許を出願することができます。

この規則は2024年1月2日に発効します。

参考記事:PTO Creates Separate Design Patent Bar – IP Update

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