5月 PTAB は34件の IPR と CBM のFinal Written Decisions(最終判決)を下しました。この41件には、 CAFC からの差し戻しも含みます。争われたクレームの内322クレーム(68.51%)を取り消し、122クレーム(25.96%)の取り消しを却下。特許権者が補正やdisclaimerを行い26クレーム(5.53%)が生き残りました。いままでの争われたクレームの累計取り消し確立は、約75%です。
案件別に見てみると、 IPR や CBM が始まらなかった(no instituted)または、代替クレームが生き残ったケースは、20件(58.82%)、すべての争われたクレームが生き残ったケースは、7件(20.59%) で、その他の結果が7 件(20.59%)でした。その他の結果は、少なくとも1つのクレームが生き残り、少なくとも1つのクレームがキャンセルされたものを指します。
元記事のグラフを見ると、技術分野では、バイオ系が群を抜いてクレームを無効にするのが難しい(約50%)という結果になっています。他は、15%から30%の間に収まっています。
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5月の統計データや分野別のグラフ等は元記事に表示されているので、それを参照してください。また、Finnegan のブログAIA Blogに行き、PTAB Statsというカテゴリーを選択すると過去の統計データも見れるようになっています。
まとめ作成者:野口剛史
元記事著者:Daniel F. Klodowski, David C. Seastrunk and Michael R. Galgano- Finnegan, Henderson, Farabow, Garrett & Dunner LLP (元記事を見る)