権利化をスムーズに行うためのインタビュー戦略

審査官は、一つの出願を調査して対応する時間があまりありません。加えて、主題が非常に複雑であることもよくあります。インタビューは、チャート、表、写真、その他の情報伝達・要約手段を用いた理想的な教育の機会となり得ます。また、クレームが許容される理由を示すのにも役立ちます。このようなプレゼンテーションは、権利化が泥沼化するのを防ぐことができます。新しい審査官があなたの案件を担当する場合、事前にサマリープレゼンテーションを行うことで、審査官を効率的にスピードアップさせることもできます。

インタビューの鍵は準備

インタビューを成功させる鍵は準備にあります。最初に、実務者はクレームされた発明、審査官の拒絶理由、クレームに対して引用された先行技術を可能な限り理解しなければなりません。

さらにインタビュー前にクレームされた発明を完全に理解することにより、インタビュー前にクライアントと有意義な協議をする機会が得られます。審査官が取り得る立場を議論し、交渉可能なものと不可能なものについて決定することができます。

特許請求の範囲に明確化すべき制限がある場合は、インタビュー時に補正案を用意しておくことをお勧めします。また、交渉の余地があることが事前に決まっている場合は、インタビュー時に必要な補正案を作成するために、予備的な補正案を携行することもできます。

重要なのは信頼性です。インタビューの際も、その後の審査中も、実務者はクレームと先行技術の特徴を正確に説明する必要があります。審査官は、実務者が主張するすべてのことの正確性を安心して信頼することができます。

審査過程における効率的なコミュニケーションは大切で、出願人と審査官の間で行われる対話を通じて、特許出願に関する理解を深め、プロセスをスムーズに進行させることができます。特に、審査官に与えらた時間の制約と、特許出願の複雑性を考慮すると、審査中のインタビューは非常に価値のあるツールとなります。インタビューでは、チャート、表、写真などの視覚的資料を使用して、発明の要点を効果的に伝えることができます。これにより、クレームの特許性を示し、権利化プロセスの停滞を防ぐことが可能になります。

OAが出る前のインタビュー

特に新しい審査官が担当する場合、事前に準備されたサマリープレゼンテーションを提供することで、審査プロセスを迅速化させることが考えられます。このような取り組みを行う際の成功の鍵は準備にあります。実務者は、クレームされた発明、審査官の拒絶理由、及びクレームに対して引用された先行技術を深く理解する必要があります。これにより、インタビュー前にクライアントとの有意義な議論が可能となり、審査官が取り得る立場について検討し、交渉の余地を判断することができます。

特許請求の範囲に明確化が必要な制限がある場合、インタビュー時には補正案を準備しておくといいでしょう。交渉の余地があると事前に判断されている場合には、必要な補正案を作成するために、予備的な補正案を用意しておくことも有効です。

信頼性は非常に重要です。インタビューの際、そしてそれに続く審査過程においても、実務者はクレームと先行技術の特徴を正確に説明する必要があります。これにより、審査官は実務者の主張の正確性を信頼し、スムーズな審査プロセスを促進することができます。このアプローチは、特許出願プロセスにおける効率性と有効性を高めるために、実務者が採用すべき戦略です。

参考記事:Interview, Interview, Interview! Part 2: Interview to Expedite Prosecution | Finnegan | Leading IP+ Law Firm 

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