医療診断特許の特許性に関するCAFC En Bancが却下される

CAFCは7対5で、診断クレームが特許法101条で示されている特許保護を受ける対象なのかという問いをEn Banc(判事が全員参加する大法廷)で審議しないことを決定しました。

その判決に関してはCAFC判事8人の意見が示されていますが、すべての判事が最高裁、または、議会が介入して医療診断クレームに関する特許適格性(patent eligibility)の基準を明確にするか、変更するべきだとしました。

OLCでも医療診断特許の特許性については記事にしていて、医療診断特許は特許になったとしてもその有効性が疑問視されている判例が続いていました。

現時点では基準が明確ではないというCAFCの意見が明確に示されたので、この問題が最高裁か議会で議論される日もそう遠くはないと思われます。

まとめ作成者:野口剛史

元記事著者:Noorean Gill. Knobbe Martens (元記事を見る

OLCの米国知財ニュースレター

最新まとめ記事を
毎週メールボックスにお届け

登録すると、週1回、最新まとめ記事の概要とお知らせを受け取ることができます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

OLCとは?

OLCは、「アメリカ知財をもっと身近なものにしよう」という思いで作られた日本人のためのアメリカ知財情報提供サイトです。より詳しく>>

追加記事

statistics-stack-of-documents
訴訟
野口 剛史

2018年Q3訴訟統計データ

アメリカでの特許訴訟は2015年をピークに毎年減少傾向にあります。実質的な事業をもたないNon-Practicing Entities (NPEs)による訴訟も減少傾向ですが、ハイテク業界ではNPEsによる特許訴訟が大半です。また、NPEのターゲットは中小企業移りつつあります。

Read More »