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ブランド保護の1つのツールとして使える Amazonのブランドレジストリプログラム

商標は、ブランドを保護するための有効なツールです。eコマースが商品の売買手段として重要性を増すにつれ、事業主は自社のブランドを第三者の競争相手から保護することが不可欠となっています。大手eコマースマーケットプレイスであるAmazonは、Amazonのプラットフォームで商品を販売しようとする企業や個人を対象に、さまざまな商標保護ツールを導入しているので、その紹介をします。

商標権保護ツール ブランドレジストリ

2017年にAmazonからデビューしたBrand Registryは、ブランドオーナーによる商標の保護を支援するためのプログラムです。Brand Registryは、単語やデザインの商標を登録したブランドオーナーに保護を提供します。Brand Registryのメンバーになると、ブランドオーナーは侵害のクレームをAmazonに直接報告することができます。また、人工知能を活用し、ブランドオーナーの商標を侵害する可能性のある商品を検出し、Amazonの店舗への出店を阻止するための支援も行っています。この機能の導入により、2020年から2021年にかけて、侵害の通知は25%減少し、ブランドレジストリプログラムに登録されたブランドオーナーの総数は40%増加し、70万人を超えるようになりました。

Amazonは、プラットフォーム上での登録商標の不正使用を防止するために、ブランドレジストリプログラムも活用しています。Amazonは、商標登録状況や米国特許商標庁(USPTO)の制裁を受けた当事者に関する情報を、USPTOから直接受け取っています。2021年、アマゾンはBrand Registry Programで2,000件の不正な商標登録の試みを防ぐことができました。

Brand Registryは、米国を含む21のパートナー国の商標庁のいずれかに未登録で出願中の商標を持つブランドオーナーに保護を提供することも可能です。

重要なポイント

Brand Registryは、ブランド侵害、模倣品、有害なリスティングからブランドオーナーを保護するのに役立ちます。重要なのは、Brand Registryは、第三者との商標紛争を従来の手段(裁判での和解など)よりも簡単かつ効率的に処理する手段をブランド所有者に提供することです。

参考文献:Protecting Your Brand – Amazon’s Brand Registry Program

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