ブロックチェーン技術関連特許の動向

今注目を集めているブロックチェーン技術ですが、そのブロックチェーン技術に関連した出願も増えてきています。Thomson Reutersのレポートによると、2017年ブロックチェーン技術に関して出願された特許406件のうち、半数以上を占める225件 (55.4%) は中国から出願されていて、91件 (22.4%)はアメリカから出願されていました。

技術的には様々な分野をカバーしています。もちろん金融関連の特許もあり、仮想通貨やその他デジタルアセットを含む市場で売買される商品の運営と決算に関する特許もアメリカで成立しています。(U.S. Patents 9,965,804 and 9,965,805

また、コンサルティング会社Accenture社は、ブロックチェーン技術のコアとなる部分の特許を取得しています。( U.S. Patent 9,959,065

デルはブロックチェーン技術を基にしたメッセージアプリに関して特許を取得。(U.S. Patents 9,967,333 and 9,967,334

また、デジタルコレクタブル(デジタルグッツだが限定的で絵画などと同様に集める価値があるもの)やデジタルアイテムの分野での出願が上がってきています。例えば記念品や限定品の所有者の特定、認証、追跡ができる技術(U.S. Patent 9,947,015)、また、デジタルオブジェクトの作成、追跡できる分散システムなどがあります。(U.S. Patent 9,875,510)また、ゲーム内で使用される品物を仮想通貨で、売買、取引できるようにする技術もあります。(application SN US62/648408)

まとめ

金融関連だけではなく、インタラクティブなエンターテイメントやデジタルコレクタブルのぶんやでのブロックチェーン技術に関する出願が伸びてきているようです。今後技術が様々な分野で利用されていくにつれて、知財問題も起こってくることが予想されます。

まとめ作成者:野口剛史

元記事著者:James G. Gatto. Sheppard Mullin Richter & Hampton LLP (元記事を見る

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