2018年11月のIPRとCBM の統計データ

11月PTABは50 件のIPRとCBMのFinal Written Decisions(最終判決)を下しました。この数字には、CAFCからの差し戻しも含みます。争われたクレームの内540 クレーム(66.83%)を取り消し、263 クレーム(32.55%)の取り消しを却下。特許権者が補正やdisclaimerを行い5クレーム(0.62%)が生き残りました。いままでの争われたクレームの累計取り消し確立は、約75%です。

案件別に見てみると、IRPやCBMが始まらなかった(no instituted)または、代替クレームが生き残ったケースは23 件(46%)、すべての争われたクレームが生き残ったケースは5件(10%) で、その他の結果が22件(44%)でした。その他の結果は、少なくとも1つのクレームが生き残り、少なくとも1つのクレームがキャンセルされたものを指します。

元記事のグラフを見ると、技術分野では、バイオ系が群を抜いてクレームを無効にするのが難しい(50%近く)という結果になっています。また、デザイン特許も37%と高いです。その他は、15%から30%の間に収まっています。

コメント:

PTAB IPR統計データの長期データ(Q4 2013 – Q3 2018)も公表されています。参考に為てみてください。

11月の統計データや分野別のグラフ等は元記事に表示されているので、それを参照してください。また、Finnegan のブログAIA Blogに行き、PTAB Statsというカテゴリーを選択すると過去の統計データも見れるようになっています。

まとめ作成者:野口剛史

元記事著者: Daniel F. Klodowski, David C. Seastrunk, Michael R. Galgano, Aaron L. Parker and Elliot C. Cook- Finnegan, Henderson, Farabow, Garrett & Dunner LLP (元記事を見る

OLCの米国知財ニュースレター

最新まとめ記事を
毎週メールボックスにお届け

登録すると、週1回、最新まとめ記事の概要とお知らせを受け取ることができます。

コメントする

追加記事

supreme-court
訴訟
野口 剛史

Justice Kennedyが最高裁判事を引退

最高裁判事の1人であるJustice Anthony Kennedyが2018年6月27日、30年間の最高裁判事としての役割を終え7月31日で引退することを発表しました。次に最高裁判事になる人によって、今後の最高裁での判決が大きく変わる可能性があるため、後継者に誰が指名されるかが注目されています。

Read More »
Uncategorized
野口 剛史

知財プロフェッショナル出会い系アプリ

SNSが盛んになってきて「出会い方」も変わってきました。この変化が1番わかるのがOmiaiなどの出会い系アプリではないでしょうか?今回はそのような仕組みを知財の業界にも応用できないか考えてみました。

Read More »