今回はSamsungの特許審査履歴を解説しました。
2022年9月20日に発行されたSamsungの特許の出願履歴から考察しました。
拒絶なしで権利化されているので出願されたクレームがそのまま権利化されているのかと思いきや、インタビューでクレーム補正がされていました。最初見たとき、OAがないのになぜインタビューしてクレーム補正を行ったのかはわかりませんでしたが、履歴を詳しく見たところ、PCTにおけるサーチレポートの見解とOA前のインタビューをうまく活用して、拒絶のレコードなし(クリーンなレコード)で権利化に成功しているケースだとわかりました。
個人的にはOAが出ていない場合、どのタイミングでインタビューをするべきかの目安になるデータポイントが得られたので、参考になる出願履歴でした。
詳しくは、この解説を見てください。