今回はPanasonicの特許審査履歴を解説しました。
2022年9月6日に発行されたPanasonicの特許の出願履歴から考察しました。
1回目のOAで許可可能クレームが示されましたが、最初のOA対応ではあえて許可可能クレームを独立クレームにするようなことはせず、攻めの姿勢でクレーム補正と主張をしていました。しかし、その主張は認められず最終拒絶へ。その後はAFCP2.0を使い、許可クレームを独立クレーム化し、RCEを行わずに許可へ。日本人の代理人が対応しているのも、興味深いものがありました。
今回はAFCP2.0のガイドラインも解説に加え、どのようなときにAFCP2.0を用いるべきか、そして審査官に与えられる時間やリソースなども加えて説明してみました。
詳しくは、この解説を見てください。