今回はDellの特許審査履歴を解説しました。
2022年8月30日に発行されたDellの特許の出願履歴から考察しました。
1回のOA対応ですべての拒絶対応したのは見事でしたが、主張に繰り返しが多かったり、論理的な理由や補足説明がなく、いい意味でシンプル(悪い意味だと雑)な対応だと感じました。しかし、短期間で権利化できたことは事実で、説明不足という点は裏返すと出願人による余計なAdmissionもなかったと考えることもできるので、ある意味すごいスマートな対応だったのかもしれません。
また、単発の発明で、インタビューもIDSもなかったということを考慮すると、「重要案件」ではなかったとおもわれるので、コスト重視でこのような対応になったのかもしれません。
詳しくは、この解説を見てください。