2018年11月のIPRとCBM の統計データ

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11月PTABは50 件のIPRとCBMの最終判決を下しました。この数字には、CAFCからの差し戻しも含みます。争われたクレームの内540 クレーム(66.83%)を取り消し、263 クレーム(32.55%)の取り消しを却下。特許権者が補正やdisclaimerを行い5クレーム(0.62%)が生き残りました。

PATB改革の始まり:IPRにおけるクレーム補正手続きの大規模改革

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近日中に PTAB における再審査手続きに大きな変更がありそうです。具体的には、IPRにおいて、特許権者は IPR 開始判決(institution decision)から6週間の間にクレーム補正の申し立てができるようになり、その後、IPR 申立人が6週間の間に反対手続きをおこなうことができるようになるとのことです。

Federal Circuit PTAB Appeal統計(2018年9月15日現在)

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CAFCにおいてPTABから上訴された案件が是正されるのは4件中3件。PTABよる判決が一部棄却、無効になる案件は4件中1件。これが現在の統計データです。当然、個別案件がどう扱われるかは案件の事実や判決内容、手続き等によって変わりますが、統計的には上訴しても全体の75%の判決は変わらないことを覚えておくといいでしょう。

特許権者が仕掛けてくるちょとずるいIPR対策

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特許訴訟の際、被告人側が特許を無効にするためにIPRを用いることが多いです。その対策として特許権者が大量のクレームを権利行使し、訴訟の序盤ではどのクレームが本命なのかわからなくして、IPRで余分な時間やリソースを使わせるというすこしずるい手段があるそうです。

2018年Q3訴訟統計データ

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アメリカでの特許訴訟は2015年をピークに毎年減少傾向にあります。実質的な事業をもたないNon-Practicing Entities (NPEs)による訴訟も減少傾向ですが、ハイテク業界ではNPEsによる特許訴訟が大半です。また、NPEのターゲットは中小企業移りつつあります。