特許適格性と国内産業要件へのEarly Disposition Programは難しい?

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ITC訴訟には手続きの効率化を図るために100日で特定のことがらを判断するEarly Disposition Programというものがあります。しかし、申し出があれば認められる訳ではなく、問題の難易度や解決した際のITC訴訟への影響などが大きく関わってきます。

ITCの経済要件は申立人の投資全体に対して比較されるものではない

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Lord行政判事は、 ITC調査において、ITC を開始するための条件の1つである経済要件は申立人の投資全体に対して比較されるものではないとしました。つまり、特許で守られている ITC 調査の対象となっている製品に対する投資額が全体の投資額よりも極端に低いという理由から、経済要件が満たされていないと主張することはできなくなりました。

ITC337条調査国内産業要件にITCコミッショナーが言及

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ITC における特許侵害調査(337条調査)を行う場合、特許権者は国内産業要件(Domestic industry requirements)というITC調査独特の条件をクリアーしなければなりません。今回の判決では、生産活動以外の活動に対する出資(エンジニアリング、研究、開発)が、国内産業要件(Domestic industry requirements)の“significant investment in U.S. plant and equipment” や“ significant employment of U.S. labor or capital”を満たすことができるということを明確に示しました。