デザイン特許の損害賠償の未来

2016年の Samsung Electronics Co. v. Apple, Inc.からデザイン特許が再注目されてきましたが、最高裁で提示されたテストの適用について、まだ明確な「ルール」はありません。今回は、現在控訴中のケースから予想されるデザイン特許の損害賠償の未来について考察します。

デザイン特許のタイトル補正には注意

rejected-trash

アメリカではデザイン特許が注目を集めて久しいですが、出願中にデザイン特許のタイトル補正をしてしまうと意図していないクレーム範囲の限定が行われてしまうことがあります。

デザイン特許の機能性と有効性の問題

アメリカにおけるデザイン特許の価値は日に日に上がっています。それに伴いデザイン特許関連の訴訟も多くなり、今回の判例では保護されている対象の機能性とデザイン特許の有効性の関係が問題になりました。

ハードウェアスペースにおけるデザイン特許の重要性

今日製品のデザインは大切な要素の1つです。知財においてもApple v. Samsungでデザイン特許が注目を集めて以来、デザイン特許の需要は伸びてきています。そこで、今回はハードウェア会社のためのデザイン特許の基本を紹介します。

デザイン特許侵害とトレードドレス侵害の違い

デザイン特許もトレードドレスも「外見」を知財で守るという点では同じですが、似て非なるものです。デザイン特許は特許法で守られていて、トレードドレスは商標法で守られています。保護のベースになっている法律が違うので、「侵害」に対しても違いがあります。今回は、この違いについて簡単に解説します。

トレードドレスの基礎知識

coca-cola bottle

商標(trademarks)に加え、トレードドレスというものがあります。商標はは会社のブランドに関するものですが、トレードドレスは商品の外見やパッケージを保護するものです。多くの会社がパッケージングで差別化を図っていて、消費者もパッケージングで企業を特定する場合も多くあります。また、トレードドレスはレストランやお店などの特定のブランドに関連する建物のデザインにも適用することができます。

デザイン特許におけるProsecution History Estoppelの適用

stop-estoppel

デザイン特許においてもProsecution History Estoppelが適用される場合がありますが適用基準がはっきりしない場合があります。今回、CAFCはAdvantek Marketing, Inc. v. Shanghai Walk-Long Tools Co.において、デサイン特許に対して地裁においてはProsecution History Estoppelが適用されましたが、CAFCで覆ったので、このケースを詳しく見ていきましょう。